先日、あるボランティア活動をしている方のブログを読みました
「本日、老猫を引き取りに行きました・猫は足が不自由で痩せていました・家の中もお世辞にも綺麗と言えない状態でした
飼い主の女性自身もお身体が悪くベットから起きる事も容易ではない状態です・お年を召して親戚にも頼る事も出来ず生活保護を受けていました・猫の世話をすることが困難になり相談を持ち掛けられました・飼い主の責任を果たせなかったのですからそこは厳しく注意をしました・別れ際女性は猫を抱きしめて「ゴメンね!ゴメンね!」と泣いていました・これが最後の愛猫との会話でした」
読んでいてとても切なく涙が出ました...
多分、女性は猫を保護した時はまだ体も動き1人暮らしで心の支えとなり楽しく暮らしていたのでしょう
しかし、猫を飼うには年齢を重ねすぎていて出会った時間が遅かったのでしょうね・・・![]()
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人は猫を最後まで変えなかった無責任な飼い主と責めるでしょうか?
確かにそうです・・
でも、1人暮らしの老人には「家族」であり「友」だったに違いありません・・・
毎日が楽しく猫の為に健康でありたいと願っていたのではないでしょうか?
ある日、痩せ細った猫が目の前で鳴いていた
手を差し伸べるには自分が年を重ねていた・・
私ならどうするんだろう?
孤独ゆえ可哀想と家族として迎えるだろうか?
それとも年齢的に最後まで責任を持てないと素通りするだろうか?
孤独の中で暮らしている方にこそペットたちは生きる勇気と癒しを与えてくれるのにね
結果、老猫は飼い主に捨てられてしまったのだから
淋しい思いをさせて罪なんでしょう・・・
難しい問題ですね・・・考えさせられました
