こんにちは!

 

ある協会のサンデーサービスに参加した時のことです。

参加側なのにドキドキしていました。

その日は、始まってすぐにパソコンが映らなくなり、いくら調べても動かず、しょうがないので娘のパソコンで

一緒に参加しました。

デモンストレーションが始まり、すぐにお声がかかりました。○○さん←娘の名前、男の人が来ていますよと、

トングを持っていますと、娘は小さかったのでわからないですが、私にはすぐに思い当たりました。

義理の父です。パン屋さんをしていました。パンをきれいに並べていますよと、確かに朝早くにパンをたくさん並べていました。

メッセージは毎日、パンを並べて、次の日もパンを作り並べて、このルーティンがあるからいいんだよ、他のことがさらに楽しく感じられるとおっしゃってますと・・・・。

そういえば、毎日同じことの繰り返しでいやになっちゃうよ、終わらせても、明日になるとやってくると言ってしまっていた。

義理父、聞いていたんですか?

 

それに、私はまあまあ良い人生だったと言っていると・・・・。

婿に入って、パン屋さんになり大変だったろうねといつも話していた。かわいそうな人生と思ってしまっていました。

違うんです、良い人生だったんです。一生懸命にやり遂げた人生だったんです。

そういうことを聞いてから、よくわからないけど何かが変わった気がします。

そうして終わった途端に、パソコンが戻りました。

義理父の仕業ですか?

娘と一緒に聞いてほしかったのかなと思います。

 

そのあと1週間くらい、この部屋だけパンのにおいが、部屋中にあふれます。

この部屋だけなんですね。上に行ってもパン焼いているのかなと想像したり、いろいろ思い出したり幸せな気持ちがしました。

不思議なのは、においを感じたのは娘と二人だけでした。

 

亡くなった人の、悪いところ悲しいところにだけ目を向けるのは違うと思いました。

きっと楽しかった思い出を覚えていてほしいはずです。

とても良い体験をしました。