ろうあ者の家について。思い出すままに。
・家の作りについて。
家の作りは一般的な家と変わりはありません。ただ、お客様が来て、呼び鈴を押しても父、母には聞こえません。代わりに電球が点滅して教えてくれました。
昔の事ですが、普通は、パトライトと言って、工事現場にあるような点滅灯でした。かなり、強烈な光だったことを覚えています。かっちゃんちは、母の好みで、和室には、和風の覆いをつけた、居間には洋風の囲いをつけた電球が点滅するようにしていました。両方とも、壁に埋め込んでました。
パトライトと違って光が弱いので、母が集中して事務仕事などをしていますと、気が付かないと言う難点がありました。
現在の屋内信号装置は、オシャレで、様々な情報を光で伝えるものになってます。かっちゃんちのは昭和の話です。 では、また。
かっちゃんちは、ろうあの家です。
かっちゃんちのおばあちゃんとおじいちゃんは、ろうあ者です。(もう、2人とも亡くなってますが。)
サザエさんの家で言うと、波平さんとおフネさんがろうあ者です。
かっちゃんちは、おばあちゃんが中心の家で、家族みんなで、おばあちゃんのろうあ運動を支えていました。
以前、全日本聾唖連盟の名前を聴覚障害者に変えるのはどうかということが話題になった時、おばあちゃんは反対意見でした。
おばあちゃんは、「ろうあ」と言う名前は、「ゲバラの髭」だからというようなことを言っていた記憶があります。
なので、かっちゃんちはろうあの家です。
コーダと言う言葉、知ってますか?
映画「Coda コーダ あいのうた」で、聞いたことがあるとか、映画を見たとかという方も、いらっしゃるでしょう。
簡単に言えば、耳の不自由な親を持つ子どものことです。
まーちゃんちゃんは、両親が、ろうあ者です。
かっちゃんは、まーちゃんがサザエさんとすれば、マスオさんです。人生の3分の2くらい、マスオさんをやってます。
ですから、まーちゃんは、生粋のコーダで、かっちゃんは、後天性のコーダ(と言っても良いかな⁈)です。40数年、マスオさんやってますので、お許し下さい。
「手のおしゃべりほど楽しいものはない!」
まーちゃんは、仕事が休みの日は、せっせと、多肉ちゃんたちのお世話にかかりっきりです。
先日は、多肉ちゃんたちとサボテンちゃんのちっちゃな寄せ植えを作ってました。
両方とも、初の作品です。
寄せ植えのこれからの変化が楽しみです。
多肉ちゃん
サボテンちゃん
ツバメの記事の続編です。
ツバメは、巣の補修で来てた?
ツバメは、枯れ草か何かの茎を加えて、せっせ、せっせと泥を集めてたいました。
あの小ちゃなツバメが、少しずつ、少しずつはこんでる!なんか、感動しました。
歳を取っても、初めてのことを経験する、なんか素晴らしいです。
ツバメたちの、努力の足跡です。
ツバメの家族が四羽、カッチャンちの前の水たまりにやってきました。
繰り返し、繰り返しやってきて、朝からカッチャンの目を楽しませてくれています。
四羽のうちの一羽か二羽は体が小さくて子供のようです。
親が教育でもしているのでしょうか。