ろうあ者の家について。思い出すままに。

・家の作りについて。

 家の作りは一般的な家と変わりはありません。ただ、お客様が来て、呼び鈴を押しても父、母には聞こえません。代わりに電球が点滅して教えてくれました。

 昔の事ですが、普通は、パトライトと言って、工事現場にあるような点滅灯でした。かなり、強烈な光だったことを覚えています。かっちゃんちは、母の好みで、和室には、和風の覆いをつけた、居間には洋風の囲いをつけた電球が点滅するようにしていました。両方とも、壁に埋め込んでました。

   パトライトと違って光が弱いので、母が集中して事務仕事などをしていますと、気が付かないと言う難点がありました。

 現在の屋内信号装置は、オシャレで、様々な情報を光で伝えるものになってます。かっちゃんちのは昭和の話です。 では、また。