Heartache Tonight - Eagles
Heartache Tonight - Eagles
そうだった!
心が痛いのさ!!!
ダニエラ・ビアンキで、
女性への憧れと同時に心の痛さを覚えた俺は
持って行き場のない痛みを、ロックにぶつけた。
今夜、心が痛いぜ!
孤独に押しつぶされてしまう!
生きたい!っという心と、
くじけて死んでしまいそうだっていう痛みが
交互に襲ってくる夜が続いた
なぜ? 何のために生きるのか?
みじめな思いを乗り越えて、
どうして生き続けなくてはならないのか?
生きたいから生きる
逃げたいから死ぬ!
ボロ雑巾みたいな人生をひきずって
生きたいと、死にたい!が複雑に絡み合う心を抱え
もがき続けた・・・・・・・・
海外脱出のほんの少し前、
オヤジの知り合いの当時『次期人間国宝』の個展に行くことになった
大嫌いなオヤジ・・・・・そのオヤジの古くからの友人の個展だった
個展会場には、オヤジと2人で行った。
オヤジとその次期人間国宝が、話をする間・・・・・
俺はその個展会場を歩き回って、
作品群を見て回った・・・・・
気分は落ち着かず、どの作品も気に食わなかった・・・・・
こんなもん、
こんな作品作って、何が面白いんだ・・・・・
そう思いながら、見て回っていた俺に、
その次期人間国宝は、近づいてきた・・・・・
「このやろー、もっと、真面目に見ろ!」
そう言って、俺の頭を掌でビッチャビッチャと叩いた
「おまえ、なんだって、そんなに落ち着かないんだ!!!!」
「俺の作品に、なんか文句あんのか?」
「俺だって、恥ずかしいんだ、このボロ雑巾みたいな作品は、それでも俺の力の限りなんだ」
俺はふてくされたまま、その次期人間国宝を睨み返した。
「気に食わなくていい、しかし、地面に足を付けて、しっかりお前の目で見ろ!」
そう言って、目の前で自分の手に持っていた雑誌の片隅に
ある歌を書きつけた・・・・・
後で知ったのだが、会津八一の歌をもじったものだそうだが、
そこにはこんな歌が書かれていた
大寺(おおてら)のまろき柱を眺むれば 地に足を付けてものをこそ思え
成田を飛び立ったとき・・・・・・
手荷物で持ち込んだ俺のスケッチブックに、
この時の書付が挟み込んであった・・・・・
気に食わない反対意見でも、
俺は、地に足を付けて聞く