爪の切り方が悪かったのか遺伝か、いや両方だな
小さい頃から手の爪と同様に足の爪も普通に短く切っていた
それがいけなかったのか片方の親指の爪
それも外側だけが段々と指に食い込むようになり
爪が切りづらいなぁと感じるようになってから5年程経った満員電車での事
ガタと車内が揺れ、斜向かいにいた女性の体勢がくずれたなと思った瞬間
足先に重心の乗ったヒールの重みを感じるのと同時に激痛が走り思わず「イテぇ」なのか「イヒぃ」だか
どっちかわからない声を出してしまった
「すっすみません」と謝られ「いえ、大丈夫ですよ」っと血の気の引いた笑顔で答えたと思う
そんな気がするが痛みであんまり覚えてない
ジンジンする足先を気にしながら目的の駅で降り改札を抜け
近場の公園まで歩きベンチで靴を脱ぐと親指の当たりが血で染まっていた
うわぁ…靴下脱ぎたくねぇ…と思いつつも見てみると
切りづらいなと思っていた爪のあたりからだった
というのが3年前
治さなきゃいけないな~いけないよな~なんて思いつつも
何だかんだと日頃不自由しなければすっかりそんな事は忘れてしまうものです
けれど激しいスポーツを始めてみたり爪の食い込みが深くなるに連れて
そろそろ治療するかと思い始める
ネットで調べてみると
バネやワイヤーで広げる方法、テーピングで当たらないようにする、手術etc...
どれがいいのか口コミ等も調べてみるものの人それぞれ
コレは良かったアレが効かない途中でやめちゃった元に戻ってしまった、と
それならばさっさと医者に行って診てもらうのが手っ取り早いだろうということで
一度だけ掛かった事がある○○皮膚科へ
爪は髪と同じタンパク質でできてるって聞いたし皮膚の延長みたいなもんだから皮膚科だろ
うん、きっとそうだ
受付の始まる時間に入りカウンターにいた女性に聞いてみる
「爪が食い込んで痛いんですが、どのような治療が出来ますか?」
「それなら抗生物質を飲んだり手術での治療が出来ますよ」
なんですと!?薬を飲んで治療することが出来るのか
それはネットでも見落としていたな
それなら痛くもないだろうし楽な方法だからお願いしようとソファーに座りのんびり待つ
名前を呼ばれ診察室に入り指を見せながら症状を伝える
すると先生
「これ巻爪じゃないよ。陥入爪だよ」
「かんにゅうそう…ですか?」
「うん、うちではね治療してないんだ」
「えっ?さっき受付でしてると聞きましたが」
「うん、前はね、やってたんだけどね、やめちゃったんだ」
「はぁ~そうですか。治療できないのなら、どこか良いところ紹介して頂けると助かるんですが」
「ん~僕の知り合いではいないなぁ~。」
何だかこの辺りでシラーっとなり「どうも」っとだけ言い診察室を出ようとする間際
「あ、整形外科ならやってくれるんじゃないかな~」という言葉をスルーし
ソファーに座り数分後カウンターから名前を呼ばれる
「810円になります(´∀`)」
…な~んの解決にもなってないのにしっかり金取るのな
3割で810円って事は1割に直すと270円で10割だと2700円だろ?
たった数分、それも何の解決にもなってないでそれかよ
いや良いけどさ(良かねえけど)、もう2度と来ないし手切れ金って事で
駐車場で黄昏れつつスマホで次のあてを検索
次こそはしっかり見てくれて適切な治療をしてくれる所に行くんだ!
※巻爪と陥入爪の違い
巻爪は爪が巻くだけで、陥入爪は皮膚に食い込む状態
端っこが曲がって食い込んでるのも巻爪と思っていたが違うようだ
水虫などが原因の場合もある(えっ俺水虫なの…?)
ワイヤーでの治療もあるが時間を置くと戻る場合があるのと保険が効かない
そして面倒くさい
調べていくと「フェノール法」という方法がいいんじゃないかと思い始める
※フェノール法
巻爪となってる端の部分(数ミリ)を根本から除去し
フェノールという薬品で爪の出て来る爪母を腐食させる事により
巻爪の原因となっていた部分から爪を出て来なくする方法
それを近場でやってくれるところを探すと良さ気なHPを発見
HPの作りも良いし説明も丁寧であることからしっかりしたところだろう
って事で場所を頭に入れ行ってみることに
ついてみると割りかし新しく出来たクリニックのようで綺麗な院内は落ち着ける雰囲気
受付も笑顔で素敵対応
ラックに置いてあった医療系の小雑誌を読んでいると
初老の男性が入ってきて気さくに受付の女性と挨拶をし
サラサラと話をしつつ診察室へ入っていった
あの人が院長さんかな~と考えつつ続きを読みつつ呼ばれるのを待つ
名前を呼ばれ診察室へ
ニコニコしながら「どうされました?」と聞いてきた先生は
若りし頃はイケメンだったろうな~という顔立ちと雰囲気を醸しだした初老の男性だった
斯く斯く然々こういう訳で、と靴下を脱ぎ指先を診てもらう
「あの~先生…水虫ですか?」と聞いてみる
じっくり足を眺めながら「違うよ?」とのこと
安心した…
「んー爪なんだけどね食い込んではいるけどそこまで気にする程の症状じゃないよ?」
「仕事や運動にも差し支えるので、出来ればフェノール法でしたっけ?お願いしたいのですが」
「おっよく知ってるね!」と何故か目を輝かす
「はい、HPを拝見させて頂きまして、それで。とても説明がわかりやすく良いHPだと思います。」
「お、そう?嬉しいなぁ~」と凄く喜ぶ
それならば、とフェノール法をしてくれる事に
隣の治療室?処置室?のベットで横になり早速指先に麻酔を打たれる
「ま、これが一番痛いから~」と患部近くを数箇所
「どう?どう?」と聞いてくるので「何だかビリビリしますねー」と答えると
「おっいいねいいね。効いてる証拠だよ~」と超笑顔
なんでそんなに嬉しそうなんだこの先生は…
そしてじっと患部を見つめながら貧乏ゆすりをし始める
「なんで落ち着かないかわかる?」
「いえ・・・なんででしょう?」
「もうね、早く切りたくて切りたくてしょうがないんだよ」
「はぁ・・・」
効くまでジッとしてるように言われ先生は隣に戻り診察を始める
辺りを見回したりするのにも飽きウトウト
麻酔を打ってから10分程?で先生が戻り、やりましょうかっと
患部見ておけば良かったけど血とかダメなもんで目をつぶってやってもらうが
何か差し込んだかな?と思ったら鈍痛が走る
「あれ?痛い?痛いの?ん~追加するかぁ」と再度麻酔を打たれ
5分ほど貧乏ゆすりをしながら眺められる
「そろそろいいよね?」と何か差し込んでくる感触がするが今度は痛くない
けれどその差し込む感触が何とも…ズグズグというか…とにかく嫌な感じだ
先生、助手についた看護師さんと話しかけながら手術するが
「こういうのはさ女の人のが強いんだよ。ちょっと痛くてもぺろってしてるからね。
逆に、こういうがっしりした男の人のほうが弱いもんだよアハハ~
うーん、やっぱ男の人は爪固いなぁグリグリ」
最後に切った爪を根本から抜いて見せてくれた
幅2mm長さ2cmぐらいだったかな
包帯ぐるぐる巻にして終了
手術は大体10分ほど
感覚はないし床につけるのは怖いので足を引きずりながら会計へ
1万ちょいで済んだ
1週間後に見てもらい、その頃には歩くのには困らない程度になる
術後10日ぐらいで患部は完治し生活に支障がなくなる
うん、やって良かった
めでたしめでたし
後半書くのに疲れて超適当な感想文
陥入爪に困ってる方の参考になれば幸いです