娘ちゃんがはとても親孝行な子で、初産でしたがなんと分娩時間は4時間とスーパー安産で産まれてくれました。
出産日前に、妊婦健診に行き内診され(グリグリはされなかった)
お医者さんに、お腹も下がってない、子宮口まったく開いてないし、きっと予定日過ぎるねー
なんて言われ呑気に過ごしていましたが、

予定日前に破水から始まった私でした。
破水とは本当に突然なんですね。
朝目覚め、起きようと体を持ち上げベットから床に足をつけ立ち上がろうとした
その時
お腹の中で娘ちゃんの必殺ドロップキックを胎動で感じると同時に、
何かがプッチンとはじける様な感じがしました。
慌てて立ち上がると、そのままジャーーーと破水。
旦那を叩き起こし
すぐ病院に連絡
私「破水した様なんですが。。」
助産師さん「初産で、破水って分かるくらい羊水がでたなら破水だね
」

と言われ、ナイト用のナプキンをしタオルを巻きつけ
すぐ病院へ
ではなく、
コンビニへ
早朝だっため、病院食がでる7時まで腹がもたないので。ぇえ、寄りましたよ。
オニギリとサンドウィッチと分娩中に飲む飲物買いましたよ。
車に乗ってろと言う旦那をよそに、
自分の目で見て今食べたいものを買う精神で。
何故なら、全く陣痛が無いので。
この時はまだ陣痛の恐怖を知らなかった。
病院へ付くと、妊婦健診前の様に、体重測定(妊娠前より+10キロ)血圧測定 等行い、分娩用の服に着替え。
破水している為、抗生物質薬を渡される。
そして、コンビニ朝食を食べる。
もちろんコソコソ
電話で、病院から朝食がでますよー。
と言われているのに、
コンビニで買ってきて食べてる事バレたら恥ずかしいんでね。
その一時間後
病院朝食。
ペロリ
旦那も呆れていました。
NSTを測るも、全く陣痛の波もなく。
親や親戚や知人やらへ、破水のメール。アプリゲームを楽しむ。
今から自分が本当に出産するのかな?
本当にでてくるのかな?
破水してから胎動ないけど大丈夫かな?
なんて、事考えている時に先生が来る。
内診される。
これまた、羊水がドバーッと出る。
先生避ける。(あからさま。でもヤダよねそりゃ。)
先生「完全破水だね!子宮口は、うーん3センチまだまだだね。」
私、3センチか。
まぁ、陣痛もないし、余裕しょ。
なんて気楽に考えていた。
内診してすぐ、お腹と腰に異変が起きた。
ん?
なんか定期的に痛みがある様な。。。。
アプリにて、陣痛間隔測定。
定期的に7分間隔できている。
これが陣痛なのか

はは。余裕だわ

助産師さんへ連絡。
NSTを測るも、全く波がきておらず。
助産師から疑われる。
助産師さん「どれくらいの間隔で痛みがあるの?」
私「7分ですかね」
助産師さん「まだまだだね(^^)一応、内診してみようか。。うーん。3センチだね、陣痛って腰痛む事もあるからね!また変化あったら呼んでください
」

とエンジェルスマイリー
で去っていく。

本当に痛むんだけどな。。

旦那「俺一回帰って、掃除洗濯の散歩済ましてこようか?」
私「いいよー行ってきなー」
なんて言ってること早、30分後
う。
痛い。
痛い。
痛い。
今までの人生で一度も感じたことのない様ななんとも言えない痛みが体を突き抜ける。
すぐさまアプリで測定すると
1分間隔に痛んでいる
内診される度、陣痛の速度が早まっている気がする。。。
私「だだ旦那ちゃん、すすす凄く痛い。」
旦那「そっかー。陣痛だね
」(携帯アプリをしながら)

私 イラッ

しかし、その時既に怒りを言葉にだす余裕もなくただただ痛みに悶える。
旦那「俺そろそろ、家に帰っ」
私「ここに、いろ
」

旦那「了解」
その後も、痛いなんて事も発せずただただ、痛みに耐える。
気遣い、旦那ちゃんのみものを飲ませてくれたり、背中さすったりしてくれるけど、どれもイマイチ君。
飲物もペットボトル専用のストローを取り付けているにも関わらず溢す。
背中のマッサージも、準備しておいたテニスボールでコロコロ。
指圧も弱い力でツボには入らずただただ痛いだけ。
いつも大好きな旦那の、
優しさ
真面目さ
不器用さ
に怒りを覚えたのは、後にも先にもこの時だけなんだろうと思う。
私「もう、何もしなくていいよ。ヤメて」
ごめんよ旦那ちゃん。
旦那「、、そんなに痛いなら、助産師さん呼ぼうか?」
私「、、、、(頼む呼んでくれ。の目)」
旦那が呼んでくれ、助産師さん到来


私「いい1分間隔ですかね。。ぃぃやづっと痛い。」

旦那「うーん、づっと痛い痛いいってますよー。5分間隔かなー?」
嘘だ。嘘だ。嘘だーー!
1分間隔で痛がってるだろ!なぜ嘘つくんだ!
と心の中で叫ぶ

NSTを測る事もなく退出される。
絶望的な痛みと、旦那への怒りが私を
襲う
ガチャ(扉を開く音)
再び別のおばちゃん助産師到来

はぁ
やっと助けに来てくれたのね


と思いきや
リラックスチェアー
という道具を持って来て、
これに座ると良いわよ。と実演し、すぐ去っていった。

そんなものに乗ってろなんてね。恥骨も痛いのに
拷問ですよ。
なんて思っていると、急に便意が襲ってきた。
私「トトトトトトイレだ。」
旦那「一人で行ける?」
私「ぅ、うん。無理だったらすぐ呼ぶ」
(トイレは短い私の足で、部屋から出て5歩先にあります
)

と、カタカタする足でトイレへ。
便器に座り、いきむ
いきむ。
出ない。
そして陣痛と戦う。
またいきむ。
痛い
と体が仰け反ったその時。
バキッ
なにやらよからぬ音が。。。。
脂汗をかき振り返えった目の先には。。。
半分割れているトイレの蓋。。。。
ちーん。
しかし、それどころではない。
かれこれ20分くらいいたのであろう。
心配した旦那が、トイレをノックしてきた。
旦那「無理して、ウ◯チ出さないほうがいいよ!」
私「、、、(そんな大きい声で言わなくても)」
立ち上がり、下着を履くのにも一苦労。
カタカタしながらトイレから出る。
トイレから出た目の前の部屋が、開けっ放しになっていた。
そこには、グロッキー状態で促進剤の点滴を打っている妊婦さんがいた。
きっとこの人は長い時間、陣痛と戦っているんだ!私なんてまだまだ。
と気合を入れて部屋に戻る事にした。
後編へ続く