前回記事はこちらです。
佐田岬灯台に到着! | 青春18きっぷローカル線旅! (ameblo.jp)
佐田岬灯台より瀬戸内海、そして遠く広がる九州を眺めます
灯台から瀬戸内海を見渡していると、灯台よりもさらに西に陸地が伸びているのを見つけました
その陸地は御籠島(大島)で、かつては離島でしたが三崎漁協が蓄養池を造成した関係で現在は歩いて渡ることができます
御籠島は愛媛県の離島ですので、この島が(行政上の)四国最西端の地ということになります
四国最西端の佐田岬灯台を東に見ることができるのはこの島のみ
島にはこのようなオブジェもあります♪
改めて四国地方最西端の地点から瀬戸内海を眺めます。
日本一細長い半島のそのまた先に浮かぶ瀬戸内海の島ということで海上交通安全祈願の島という歴史も持ち、島には救命地蔵が祀られています
その一方で、戦前・戦時中には一転して島が海上交通の要衝であることから軍事利用もされました。
島にはトンネルや砲台が建設され、敵艦が接近したときには豊後水道の両側から挟み撃ちできるようになっていました
海上安全の神聖な島が海上の命を脅かす存在になったのは何とも皮肉な話ですが、実戦で砲台が利用されることはなく、そのまま終戦となりました…。