乗り放題きっぷでJR四国バス久万高原線を完乗
終点の久万高原駅まで到着しましたが、「松山高知急行線」の歴史を持つこの路線はかつてはさらに山奥の落出まで運行されていました。
接続する町営バスの行き先が「落出」になっているのはそのためです。
今回は学生時代に落出まで利用したときの写真を簡単に紹介します
当時のバス時刻表より。
便数は現在と変わらずで、すべての便が落出行きとなっています。
バスは久万高原からさらに南下して高知との県境付近まで進みます。
当時は大学の冬休み期間中。
落葉樹の冬景色が秘境感を醸しだします…。
そして、こちらが終点の落出です
「落」から始まる名称なので、受験生には縁起が悪いのかと思いきや、「落第点から出る」というニュアンスでとらえられているのかごうかくきっぷまで販売されている模様…。
高徳線の学駅と比べると分かりにくいかも
落出まで運転されたバスは近くの橋に停車して、折り返し便の発車時間を待ちます。
落出から先、四国山地を越えて土讃線佐川駅に向かうバスもありますが、運行は11時台と14時台の2便のみです…。
駅舎内にはテレビ付きの休憩室も設けられています
ここまでくるとバス停というよりも小さな集会所のようです。
テレホンカード非対応の公衆電話機が時代を感じさせます…。
その後、落出までの便は途中の久万高原までに短縮となり、落出の停留所を訪問したのはこれが最初で最後となりましたが、またバイクで訪問してみたいものです