この危機はいつ終わる?終わらない。自分で終わらせるまでは。 | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

この危機はいつ終わる?終わらない。自分で終わらせるまでは。

こんにちは、イナミネです。

今回の震災で、時代の変化を痛感したのは、マスコミの力です。

だめになったのは、テレビ。

オンタイムの情報を、必要なエリアに届けることはできず、ずっと見ていないと必要な情報はない。

騒ぐだけという感じが見えて仕方がない。

一方で、発生日の所在確認から、細かな連絡の取り合い、義捐金まで、いろいろな役割を果たしているのはツイッターや、ブログなどネットの機能でした。

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テレビを見ていて、気になるのは、レポーターたちは、よく「この危機はいつ終わるのでしょうか?」などといいます。

最後のまとめに良く使われるのですが、なんだか無責任な感じがします。

マスコミの体質として、「つたえるのが仕事、事件そのものには関係ない」というスタンスがあるからです。

でも、「つたえる」内容の選択や演出に、おろかな意図が含まれていることも多いのです。

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その是非はともかく、仕事でもいろいろな困難や危機にあいます。

客先での品質トラブルや、社内での人間関係の問題など、毎日何か起きるといってもいい。

それは、「いつ終わるのでしょうか」と思いたくなりますが、結論は「終わりません。自分で終わらせ無ければ」です。

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たとえば、製品を納めたあとの品質問題。怒っているお客さん。

営業であれば、まず、謝罪と情況の報告に行きます。そして、当座の対処を提案します。

この、「客にいって報告をする内容」を整理し、品質部門に提示します。

そこでいろんな段取りが発生します。

品質問題の技術的な側面の確認のために、技術がでむく、タイミングを決める、確認のために必要な車や備品の手配の分担、などなどです。

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品質問題は、主として品質部門の仕事でもありますが、営業が先導できることはたくさんあり、自分で終わらせようとすると、やれることはたくさんあります。

逆に、品質部門から見て、主導的に行えることはたくさんあります

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品質問題のように、発生したことがハッキリわかることだけでなく、もっと観察しないとわからない危機もあります。

「若手に元気がない」「品質トラブルが多い」「受注率が落ちてきた」などなど。

そういう危機も、主体的に対処していく。

何事も、自分で解決しないと、終わらないのです。


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