「龍馬伝」、終わる | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

「龍馬伝」、終わる

こんにちは。イナミネです。

今年の大河ドラマ、龍馬伝、先週の日曜日に終わってしまいました。

毎回楽しみに見ていましたが、

なんといっても良かったのは、映像ですね。

接近しての撮影、地毛を使った自然な日本髪。

それに、スタジオとは思えない開放的なセット(多分。。。)

目だけの表情を追うシーンや、斬り合いの白刃をあわせたシーンはとてもかっこよかった。

脇を固めた役者たちも私好みが多かった。

ヒネモノのくせに善人が見え隠れする香川照之の引き締める演技。

傍若無人でも熱い思いの青木崇高(この人、この番組で始めて知りました)。

寺島しのぶ、広末涼子、貫地谷しほり、蒼井優の女優陣もつよくて美しい女性像でした。

宮迫や、大泉、杉本哲太、田中泯も持ち味を出していました。

私が一番気に入ったのは、ネプチューンの原田泰造です。

刀を引き抜いて、ケンカをはじめる時の、イキかけた目付きは、新しい近藤勇でした。

新撰組といえば、なんか舞台用みたいな隊士羽織が有名です。(京都土産か??)

この番組では独自の解釈の洗いざらしっぽい雰囲気の生地もリアルな感じでよかった。



残念だったのは、9月ころから龍馬が歴史上の重要な役回りを果たし始めると、とたんに
演技がくさくなったこと。

主役の福山は、がんばったと思いますが、見ているほうはちょっと鼻白んでしまいました。

もうひとつは、龍馬が過度に平和主義者に描かれていたことですね。

龍馬には兵器商人の側面もあったと思います。

また、そのころの日本人は、名誉や誇りに本当に生死をかけていたはず。

大儀のために戦いを拒むことは無いと思いますね。

だからこそ、命張って談判にもいき、危ないところにも出入りしていたのでは。

そんなこんなで、後半の視聴率はサザエさんに負けていました。。。(泣)

ひとまず、龍馬ものの本家をご紹介しておきますね。


竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎

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