試験合格の近道
スキルアップのひとつのシンボルに、資格があります。
資格は取っただけでは食えないといわれます。
資格で起業していく場合には、そのとおりでそれに伴う商売の作り方が必要になります。
一方、勤め人の場合、社内でも昇進するのに資格が条件になっていることがあります。
私はメーカーに勤めていて、かつてはいろいろ試験を受けました。
マイコン開発者試験
情報処理試験
TOEIC
などなど。
名前が変わったり、資格そのものがなくなったものもあります(泣)。
世の中には資格試験は数多くあります。
大学受験などで嫌な思いをした人は、うんざりするかもしれませんが、資格試験も避けては通れないこともあります。
もちろん、昇給や転職などへのプラス面もありますね。
試験に効率よく受かるポイントは、いろいろありますが、
・試験項目全体の大枠での理解
・過去問題の習熟
がキーです。
まずテキストで全体の範囲が理解します。
ここの用語の細かな定義や式の確認は後回しにして、各章のポイントの理解が先です。全体像の把握。
カラーコーディネータでも、宅建でもいいのですが、試験は受かったが、資格全体の趣旨がわからなければ意味はありません。
宅建でカバーする考え方、たとえば宅建資格者ができる仕事の範囲や、それに応じて理解すべき事柄(項目だけでもよい)、その背景となる思想などです。
ヘビーな資格になると、この全体の理解に時間がかかるようになります。
その後は、過去出題問題の習熟です。
試験は限られた時間に出されるものなので、出題側も、範囲を絞ってきます。
一般に試験では学習範囲の3割が出題の7割をカバーするようです。
だから、実際に詳細を学習し、覚えるのは、3割を中心にすればよいのです。
難易度の高い試験では60~70点を取れば合格というのも珍しくありません。
何年かさかのぼった過去問で100点を取れるようになれば、合格の可能性は高まります。
試験合格の学習テクニックのひとつです。
- 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法/勝間 和代
- ¥1,575
- Amazon.co.jp