京都 関西 岡山 キネシオロジー 安藤晶子です。 11月に開催した「動物メタファーバランシング2016」から およそひと月が経ちました。 何を隠そう、書いたものが消えるばかりして、この感想集、実は4回目の執筆です。

 

記事の中では、参加者の皆さんから頂いた感想を中心に、ちょっぴり自分の経験を振り返っていたのですが、昨日3稿目が消えて、何か意味があるんかな?と・・・ほぼ書き終えていたものが消えてしまったのはショックのはずですが、そうでもなかった・・たぶん、イージーに書いていたせいかと思います。

 

イージーな原稿だった感は否めない・・書くタイミングにあることをスルーしようとしていたからでしょう。動物メタファーは、楽しいだけの軽い講座ではありません。7つのバランス調整が、動物の中庸バランスに持って行ってくれます。その期間に起きたことをちゃんと見て、表現すること。これが私の「ホームプレイ(家での課題)」・・そう気が付いたのは、たった今、カードを引いたからなんですね。

 

 

「妥協」と「気づき」のカードでした・・・「あなたは表現のツールを持っている。消極的にならず、妥協せず進みましょう!」と言っておられます。今回の動物メタファー、私にとって最大のギフトは「取っ組み合いのケンカができたこと」だったのですが(Tちゃん、ありがとう!) しばらく前に読み始めた宗教の本には、「怒りは最大の毒」と書いてあったり、「感情に左右されると無駄に生きることになる」とあります。

 

いや、いやどうなん? 動物はいざというときには闘うよ。

 

 

取っ組み合い後の名誉の?負傷。(噛まれてる、笑)

 

 

(まあ、大方の人が、丸く清く生きたいんじゃね?でもそうしたら、自分を大事にできんくね?動物で行け、動物でリアルに生きろ!それは魂の叫び。悟りのための修行は後でよろしい、まずは、この3次元的ごちゃごちゃから学びましょう、か。)

 

 

動物メタファーの前後、個人セッションに来てくださる方たちに共通のワードがありました。それは、「仲良しこよし」「仲良しクラブ」という言葉。 講座中にも、参加者同士でそれをテーマにするような発言がありました。道徳で習ってますものね、「みんな仲良くしよう」って。喧嘩には人が入ってきて、「まあ、まあ やめとけ」って止められますしね。

 

「仲良しクラブ」をやめていくこと・・ありのままの人が ありのままにいたら、きつく見えることもあるでしょう。喧嘩や陰口が起きることもあります。それでも、それを押さえる前に、まずありのままでいる・・・自分を大事にするために「こう思う」を出すことが必要な人もいます。みんな悟っているわけじゃなくて過程にいるんだから、いざという時は、自分の何かのために戦ったらいいんじゃないのかな。私はそう感じます。要は、本当に自分を大事にできるかどうか、そしてそれは個人個人で違う・・。

 

本の著者が言うように、怒りは毒とも言えます。それが根底にふつふつとあれば、毒のように身体をむしばむかもしれません。だからこそ、出す。出すことでバランスが取れることもあります。でも、まずその感情を良くないものとして消す、感じないようにするのは自分を押さえる事になると思います。

 

だから日常を離れて仏門に入るにしても、その前にリアルワールドで「ああかな、こうかな」を経て向かうことに意味があると思います。早くにごちゃごちゃから離れて、リアルワールドを見ないふりして、人のためを優先して、何を学ぼうっていうの? それが本を読みながら感じていることです。厳しい修行の時代は終わり、楽しむことが出来るかが問われる時代です。楽しんでいいと思える人が少ない、楽しんだとしても後から罪悪感を感じる人が多い時代なのです。

 

私自身、動物メタファーの期間中に、見ないふりをするのかどうか、試される出来事がありました。自分を大事にするのはどっち?と聞いてみました。見ないふりをするのは簡単でしたが、今回はそうではないと感じたので行動しました。そのおかげで、スッキリしました。下手をするとずっと持ち続けなくてはならなかったかもしれないストレスを捨て去ることが出来ました。動物は、クマのバランス(泰然悠々)が効きました。関わってくださった皆様、ありがとうございました。

 

はい、感じていることを書いてみましたよ、これでもうこの原稿は消えないでアップできるかな。では、「動物メタファー2016」ご参加の皆さんから頂いた感想、一部ですがご紹介させていただきますね。ありがとうございます。

 

1 動物メタファー2016いかがでしたか?

 

・話には聞いていましたが、ほんと楽しかったです〜!! 動物の動きひとつひとつに意味があって、自分に馴染みのない動物の動きがやりにくいこと!気のせいでしょうか・・・自然に囲まれての動物メタファー最高です(^ ^) 外でのワークも気持ちよかったですよ。

 

 

集中して動きを追って行くと、自分の中のパワフルさ、野生のエナジー、瞑想にも似た静寂を感じて心地よかった。動物の資質を自分に取り入れ、パワフルに柔軟に楽しんで生きていきたいです。ヨガのインストラクターのように動物メタファー(五禽戯)のインストラクターコースがあるなら、受けたい!と思うほど気に入りました。

 

 

参加前はどういう内容になるか把握してなかったので、動きを習いその動作さえすれば簡単にバランスの調整ができるのかな?くらいにしか思っていませんでした。だから具体的な目標を設定(=自分に必要な部分を探し出し、なりたい自分を考える)は簡単ではなかったですが、自分の内面に向き合うことができてすごくよかったです。参加してよかったです!!!!

 

 

キネシオロジーの調整?は、実感がわかない位、早くサクサクと進んでいくので、ほんとうにこんなことで調整されているのかなー?と正直思ってしまいました。でも、実際思考が変わったり、流れが変わったり、、、って こういうことなのかもねーと思う自分もいて、まだ少し様子見な感じです。体感として軽くなったなーと感じています。主人に私の変化について聞いてみたら、つき物がとれたような、さっぱりすっきりした感じがする。。。とのことでした。

 

 

2 何の動物の調整(テーマ)が心に残りましたか?
 

・シカです。 自分に足りないからでしょうが、ひとつの動きは やりにくいし、もうひとつのは動くたびに「効く~気持ち良い~」ってなりました。

 

 

虎です。虎の感情=怒り はずっとネガティブな感情で持つのはよくないと思ってましたが

エイミーにポジティブな面もあると教えてもらい印象に残りました。自己防衛のために時には必要なんですね。

 

 

・熊の調整です。目標が「素直に自分自身を受け入れること」になりました。プレチェックで自分を象徴するものにナイロン製()の軽そうなリュックを何気なく手にした時、意外に重たくてびっくりしました。見た感じ薄くて、まさかそんなに重たい荷物を運べるなんて思っていなかったからでしょう。そのリュックをずっと手にしていると、自分のことをとても薄っぺらくて軽い人間だと思い、ぞんざいに扱っている自分に気づかされ、自分に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。本当はきっとたくさんの可能性を秘めているのに・・・。

 

 

・熊! 自分がいつもガサツではないけど、細かく神経質に物事をしないのはどちらかと言えば個性でいいことだと勘違いしてました。(旦那くんが潔癖&強迫症だったこともあったからもある?)でも丁寧にすることとと神経質にすることとは違うんだ、丁寧にすることは決して面倒くさいことでもないんだ、ということに気づきました。又、丁寧にできるのは地に足がついていてやってる自分も気持ちいいし、他人にも安心感や信頼感を与えられる、ということもわかってびっくりでした。

 

 

3 エイミーさんの進行はいかがでしたか?

 

・エイミーさんは、本気なんだと思いました。動物的な勘で想像を超えたこともさりげなくしておられました。地味ですが信頼できる、だから人を惹き付けるのですね。子供のように被り物を気に入っていたり、一人静かに黙考?していたり、すごいなと思いました

 

 

・一人一人をよく見てくれている感じがして、それと同時に全体をうまくまとめてくれているなという安心感がありました。少人数なのに何となく距離があった雰囲気を、フィードバックの時間を作ってくれたことで、みんながぐっと近づいてよかったです。 

 

 

初めてお会いしましたが、暖かい&温かい そして器の大きい人だなと感じました。きっとキネシや気功でいろいろ調整されてるからでしょう、「バランスが取れてる人は、こういう風でいられるんだ、いいな、自分もああいう状態でいられたらいいな」と思いました。そんな彼女の進行は思いやりと忍耐に溢れていたと思います。皆が積極性に欠ける時には根気よく待ったうえで最終的には改善のきっかけを与えたり、私たちの意見や要望に耳を傾けてくれたり

デモの最中も笑顔で温かく話を聞いてくれてはったので、こちらも笑顔で安心して緊張なく素直に話せました。又私の場合は椅子にぴったり体をくっつけて座っていたのでその体温の温かさも伝わってきていい感じでした。

 

4 そのほか何でもメッセージをどうぞ!

 

・動物メタファーのセミナーは、「中庸のバランス」をとことん扱っているのがわかり、感激しました。プレチェックとアフターチェックが面白くて、他の講座と違うなと思いました。動物が身近になりました。ありがとうございました!

 

動きをしていると、その動物になったような気がしてくるから不思議ですね!

 

 

・動物メタファーの講座内容はもちろん為になって非常によかったのですが、それに加えて いろんなタイプの人と知り合いになれたのも大きな収穫でした。 「人と接して初めて気づくこと」にいっぱい気づけましたし、かつて出会ったことないタイプの素晴らしい面々だったのでいい刺激になりました。

 

・晶ちゃんにも前から言われてましたが、中庸を取るには両極端を知った上でないと取れない、いずれの選択(極端or中庸)もすべてを知った上でないとベストの選択はできないということを仲間の皆さんが何度も口にしてはったので頭に深くインプットされました。選ぶ範囲も小さい範囲(制限をかけた範囲)からでなく、大きな範囲から選ぶと可能性がぐーーんと広がるということも^^この1週間は濃密で忘れがたい経験になりました。

 

注/加筆 by安藤晶子 中庸を取るには両極端を知った上でないと・・すべてを知ったうえでないと・・・というのは、ちょっとニュアンスが違うよ。取れない、できない、わけではないと思うよ。ベストの選択もないと思っているし。「真ん中にいて、両方できる自分でいること」が大事なんじゃないかな、そうしたら選択が楽にできる、だから中庸は楽な生き方。私はそう思っています。

 

 

皆様 ありがとうございました。 私自身、気功ってすごいな、やっぱりいいな、と今頃になって(3回目の参加後、笑)情報検索しております(^_^;) そして、今日はこれから 近所のお友達(今回の参加者さん)と目の前の京都府立植物園で「動物メタファー」を楽しんできます。