掘り下げなどしていると、その先の感情が解らなくなることがあります。

何故自分がそう感じるのか解らない。


この「解らない」という感覚は、自分のブロックを手放す恐れ
エゴの抵抗からきています。

「解らない」という言葉が答えになった時、それは

「もうそこに思い込みや概念がありますよ」というお知らせなんですね。

だけど解らないから、そのまんまにしてる人も多いでしょう。

これはその日その場で解放出来なくても、毎日繰り返せば必ず先に辿り着けます。

何かの出来事がきっかけでふと気づいたり、
時間が過ぎるたびに感情の蓋が緩くなったり。

だから繰り返し掘り下げていけば問題ありません。


問題なのは、

今、この瞬間の自分の感情に気が付けない時。


快か不快か

楽しいのか楽しくないのか

それがわからない場合です。


子どもの頃から親に感情を抑え込まれた人は、

心地が悪くてもそれを受け入れるしかなかったし

嫌だなと思っても言葉にできなかった経験をもっています。

その繰り返しにあまりにも慣れ過ぎてしまって、


本当は心地悪いのに、その心地悪さに気が付かない。


心地悪い感覚が麻痺してしまって、そこが自分の「普通の領域」になってしまう。

だからその時の「嫌だな」とか「悲しい」っていうような
自分の感情に気が付けなくなるんです。



でね、この「普通の領域」からワクワクすることを探そうとしても無理なんです。

楽しいことをしていても、

心地悪いが「普通の感覚」の位置からは、胸が躍るような楽しさは感じられなくて

楽しいんだけど何処か冷めた自分がいる。


だってね、幼少期に親に感情を抑えられてるから、

喜び側も感じられないの。


心地悪さを感じられないというのは、心地よさも感じないのがセットなんです。

陰があれば陽があるように、どちらか片方だけっていうのはない。

今、この瞬間の心悪さわからないけど、心地よさは100%感じますよってなりません。

そんなときは「いつもより楽しかったな~」くらいの感覚だと思います。

 

 

 

どうでしょう?

思い当たる人いませんか?


この状態から抜け出すには、日々自分の感覚に問いかけて

思い出していくことが必要です。

でないと、どんなワークをするにも「わからない」のだから

ワークも出来ないの。


食事してるその場の雰囲気、

満員電車の中、

家事をこなす時、

お風呂に入ってる時、

その瞬間瞬間が、心地いいのか悪いのか、

楽しいのか、楽しくないのか、


自分の感覚を知ることを試してください。


そうして自分の感覚が掴めるようになったら、

今度はそれを手放すワークです。

掘り下げも前に進みます。


決して「わからない」で終わらせないこと。

これが深い領域で手放しをしていくコツです。

 

 

 

 

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