先日、早朝より、天河大弁財天神社に行ってきました。

この神社は3度目になりますが、何度行っても大好きな神社の一つで
私は宇宙に繋がる空間をいつも感じてしまいます。

今回は、早朝の祝詞を聞くために
お友達の朝ちゃんと二人、日の出前から出発しました。



●ご神祭:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

天河大弁財天神社は、飛鳥時代に霊山大峯が開山され
最高峰弥山の鎮守として祀られたのが始まり。
厳島神社、竹生島神社とともに日本三大弁財天の神社で有名です。
霊山大峯というだけあって、龍や水分(みまくり)の
信仰があったそうです。
ご神祭の市杵島姫命は弁財天として知られていますね。

またこの神社は弘法大師が修行した最大の行場でもあります。

弁財天は「日輪天女」とも呼ばれ、これは「天照姫」を指しますが
天照大神荒魂のことを言い、それは瀬織津姫のこと。
『ホツマツタエ』では天照大神の皇后として記されています。


また弁財天は辯財天とも書くのが正しく
これはインドの女神サラスヴァティのこと。
今は「辨」の文字が使われていますが
「辯才(言語・才能)」「辨財(財産をおさめる)」と
別の意味があるそうですが、現在は当用漢字の制定で
「弁」に統合されたようです。




本殿は石段を上がったところにあり、
更に階段を上がった所に祀られている為
お参りしていてもご神祭を目にすることは出来ません。



そしてここは天照大御神が天岩屋戸にこもられたとき、
天宇受売命(あめのうずめのみこと)が使用した神代鈴の
五十鈴があります。
五十鈴の球形は
●「いくむすび」
●「たるむすび」
●「たまめむすび」

を示しており、魂の進化にとって重要な三つの魂の状態だそうです。



そしてこの五十鈴の意味、
「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
 神皇産霊神(かみむすびのかみ)の三神の働き」

と伝えられているそうですが
この神様、造化三神のことで古事記で、
天地開闢のときに高天原に出現し、
万物生成化育の根源となった三神のこと。

五十鈴には凄い意味が込められてるのですね。
その音色はとても不思議。
異空間に飛んでしまいそうな澄んだ音色。

実はこの五十鈴を使ったCDが販売されていました。



神楽を思い出させる曲調が素敵なCDですよ。

朝の祝詞を拝聴した後の宮司さんのお話しは
神々は生きとし生けるもの全てを愛しておられるという内容で
思わず涙が浮かびました。
祝詞の拝聴は2度目ですが、早朝の清らかな空気の中での祝詞は
天河神社のパワフルなエネルギーと重なって
引っ張り上げられていくような感覚に。
素敵な時間と空間を満喫致しました。

何度行っても心が落ち着く天河大弁財天。
また年内に行きたいと思います。



ご覧いただきありがとうございます鳥居





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