6月28日の深夜から、仲良しの朝ちゃん&まっきぃと共に
伊勢神宮参拝に出かけてきました。

今年2月に一度予定していたのですが、
その時はタイミングじゃなかったのか異常気象の大雪のため
高速道路が全面通行止めで行けなかったのですが
今回、このお二人と上の采配により、無事行くことが可能だったようです。

真夜中からの出発。
この日の日の出はAM4:44。
このぞろ目にも意味がありますね。

日の出直後に外宮に到着。
早朝の外宮は静まりかえっており、雨のなか凛とした空気だけが漂います。




駐車場では「浄化?」と思う雨が降っていたのに・・・



鳥居をくぐる頃には、かなり小雨になりました。

外宮に祀られているのは
豊受大御神(とようけのおおみかみ)。
御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。


今回、この旅をしようと思ったのも、度重なる「食」に関する引き寄せが多いため、食の神様へのお礼をしようと思っていたのですが、これは伊勢に呼ばれてるのではと思い決定。
不思議とこの日、3人の予定がすんなりと整ったり。
ホントにタイミングって揃うと何もかもが早く障害もなく決まります。



豊受大神宮前。
ここに人がいない写真を自分で撮るなんて驚きです。



参拝者はまだかなり少なくて、静まり返っていました。

正宮に御参りを済ませ、別宮へ。




風宮(かぜのみや)
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)


元来風宮は風雨の災害なく稲を中心とする農作物が順調に成育するようにと祈りが捧げられる社でありましたが、元冦以来国難に際しては神明のご加護によって国家の平安が守られるという信仰がそこに加わってまいります。
それは現代にも生き伝えられ、元神宮祭主北白川房子様の御歌にも端的にそれが示されているそうです。




多賀宮(たかのみや)
豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)


正宮に祀られているのを『和魂』と呼び、こちらの「荒御魂」とは区別されています。
和魂と荒魂は同じ神様でも全く別の側面を持ち、
別の名前がついたり、こちらのように別々で祀られたりします。
人にもポジティブとネガティブの二面性があるように、神にもあるのですね。

和魂は太陽や雨などの自然の恵みの、神の平和的側面、つまり神の加護の面です。
日々の感謝を御伝えさせて頂きます。

それに対し荒魂は、天変地異や病など神の荒々しい側面の魂です。
これは破壊と再生の意味をもちます。
同音異義語の「新魂」に通じるのですね。
ですからお願いごとや勇気を頂きたい時は、荒魂に行うのがよいと言われます。
ただ、その名の通り荒魂ですから、生半可な気持ちでは受け入れて頂けません。
腹を括って願わなければ、受け入れては貰えないのです。




最後は

土宮(つちのみや)
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)


山田の原の守護神。堤防の守護神。
伊勢市内を流れる宮川の治水安置の為の神様のようです。

ここはいつ来ても静かな空間です。
私は毎回隣の森が気になるのですが、神様のお散歩コースにでもなっているのでしょうか。




傘がいるかいらないか程度の雨。
緑の木々は色鮮やかに雨を受け入れています。


御参りを済ませ、駐車場に戻ると勢いよく降りだす雨。
一瞬ですが、土砂降りに。
内宮へ行く為の浄化でもされたのでしょうか。。



旅は内宮へと続きます。






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