創造主と一つになる事をイエスは「神の国に入る」と言いました。

イエスは乳を飲んでいる幾人かの幼な子をごらんになった。
そして彼は弟子たちに言われた。

”乳を飲んでいるこの幼な子たちは神の国に入る者たちに似ている”。

彼らは彼に言った。

”それではわたしたちは幼な子として神の国に入るのでしょうか”。

イエスは彼らに言われた。

”あなたがたがふたつのものをひとつにするとき、
そして、内を外のように、外を内のように、上を下のようにするとき、
そして男性と女性とをひとつにし、男性がもはや男性ではなく、
女性が女性ではないようにするとき、
そしてひとつの目の代わりに目を、ひとつの手の代わりひとつの手を、
一つの足の代わりにひとつの足を、
ひとつの像の代わりにひとつの像をつくるとき、
あなたがたは神の国に入るであろう”。


~トマスによる福音書~

幼な子とは小さな子供という意味ではなく
純真な心を持つ者という意味です。

幼な子のように純真にならなければ、
神と繋がることは出来ないのです。


人は成長する過程で知恵がつき、欲求と理性、損得感情、承諾と拒否など様々な思考のもとに行動します。

幼な子はそういったものに捉われません。


自分の目に入るもの、耳に聞こえる音、漂う香りをただ受け入れるだけです。
そこに知恵の付いた思考はありません。

だから「誰かに従えばこうなる」という考えもありませんね。

大人はどうでしょう?

Crystal breath

             胡蝶蘭の花言葉は「清純」
Crystal breath


イエスの弟子たちは、イエスについていけば神の国に入れると信じていたのです。
だから、十字架に磔にされたとき、自分が磔されないようにみんな逃げだしました。
純粋に神を信じていたのではなく、欲の為にイエスについていたのがよく解ります。


欲望を捨てること、そして純粋に神を受け入れる心がある者が、
神の国に入る者なのです。


では、ふたつのものをひとつにするとは一体何か。

二つのもの、それはこの世界における極と極。

陰陽・光と闇・ポジティブとネガティブ・善悪・プラスとマイナス。
内側の愛と外側の思考。
地球と宇宙。

そして男性性と女性性。

全ての二つのものを一つにすることが必要なのです。

二つのものを一つにすること、それは肉体のエネルギーも同じ条件です。

肉体に宿る性エネルギーを融合させる話は以前しましたね。
純粋なセックスエネルギーからくるエクスタシーは、神への繋がりを深めるのです。

それは肉体に宿るカーボディを作り上げます。
カーボディは目に視えない霊的な肉体です。

その肉体があってこそ、神の国に入れるようになるのですね。



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