夜明けを迎えた
朝日を感じて
いつのまにか
眠ってしまってた
隣にはだらしない
寝顔のあいつは
幸せそうな寝息を
大きく伸びをして
空に手を伸ばす
何かが掴める気がした
いつでもこんな毎日が
迎えられるなんて
思ってやしないけど
はく息の白さを
指先で感じた
今この瞬間の輝きに
おはよう
夕暮れに紅く
染まった町並み
見飽きない人の流れに
暖かいスープに
満たされた心を
表そうと笑顔を浮かべた
ぎこちない僕たち
互いに見合わせ
いつしか腹から笑った
いつでもこんな毎日が
繰り返されることを
願って 祈って 眠った
交わす言葉はいつでも
決まっていた
また明日に 向かって
おやすみ
いつしか誰も
いなくなるこの部屋に
一言だけ
書き置きを残して
思い出に浸る間もなく
立ち去る
僕はただ後ろを振り返る
いつかはこんな哀しみが
訪れるかもしれないと
感じていたこと 涙に
独り 道を歩いては
すり抜ける風に
吐息は淡く とけて
サヨナラ
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その時に感じていた気持ちはきっと本物。
今はどんな気持ち?