『キミノカケラ』  | Re:Oneself

Re:Oneself

もはやなにものでもない駄文。

君が残していった光る石
あまりにもきれいで手にとって
しばらく眺めていたりして
手の上で転がしてみたりして
 
 
そっとポケットに忍ばせてた
次に取り出そうとするけれど
探しても何もありません
触れるのはひんやりと水のあと
 
 
またまた見つけたその石を
今度は胸に飾り付けた
どうです?素晴らしいものでしょう?
誇らしげに首から下げてた
 
 
気がつくと輝きは失われ
石はどこにも見当たりません
力なく揺れる首の紐は
頭を垂れる僕にも似た
 
 
自らの頬を 伝う滴
触れて初めて気がついたんだ
どこかで見たことあるそれは
君が置いてった石にも似ていたような
 
 
こんなはずじゃなかった
僕が望んでいたのは
涙(こんなもの)ではなくて
目を細めて微笑む
輝く君の笑顔・・・



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大事にしていたはずのものが気がつけば失われていたり
愚行を繰り返すことであるべきものを壊してしまったり
裸の王様みたいに滑稽な姿に気付かず自慢していたり


本質的に大事なものが見えているものは
後生大事に抱え込まなくても
自然と寄り添うようにいられるものかもしれない


手の上で転がす水晶を見つめながら
抱え込んできた想いは涙に変わる

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部屋の片隅で見つけ出した
君に石をそっと手渡した
不思議そうに見つめたその瞳には
取り戻された石の輝き