No Title  | Re:Oneself

Re:Oneself

もはやなにものでもない駄文。

~No Title~



Oneself


歩いたこの道を振り返る
後ろについてくるのは一匹の黒いヤツ
何も言わないその瞳は
立ち止まる僕をじっと見つめ返す


走り出したこの坂を上りきる
後ろを静かについてきた一匹の黒いヤツ
何も映さないその瞳は
僕の足元でそっとたたずんでる


もうすぐ日が落ちそうだ
明日はきっと晴れるかな
七色に彩る空を見たとき
一生分の運を使い切った満足感


この幸せはなんだろう
今しか得られない秘密の宝
大きくかかる空の橋を
僕と黒いヤツは並んで眺めてた


あの橋を渡ればどこにいくだろう?

立ち止まった壁の前
後ろについてきたはずの黒いヤツ
何も言わずに消えた瞳
僕は独り取り残される


振り切って飛び出したがけっぷち
気付けば前を走る一匹の黒いヤツ
世界を映すその瞳は
僕の足をどこまでも引っ張っていく


もうすぐ日が昇るのか
今日はきっと雨かもな
空から降る雨を体に受けたとき
神様も泣いてるsympathy


この衝動はなんだろう
君と僕との確かなつながり
大粒の光る空の雫を
僕と黒いヤツは身に受けた


僕につながる世界の一つ
世界から歩み寄る一つの形
歩いていこう
歩いていこう
そこはきっとつながっている



※解説

詩~ウタ~の再掲載も終盤に近づきました。

少しだけ修正したところもありますが、たぶんわからない程度w


最初は自分の足もとに連れ添う犬をイメージしていたのですが、できあがったら自分自身をうつす影となりました。光の射す場所であればどこまでもついてくるし、当たり方によっては自分の前にいたり後ろにいたり…逆に光がなければ自分さえも影の一部のようになってしまいますよね。

何気ない情景でもふとみかけた夕暮れがきれいだったり、雨を身に受けて感傷的になったり、それぞれの受け止め方があって、自分もそんな世界の一部に組み込まれています。


タイトルは「No Title」という矛盾したタイトルになりました。

何かあってできたものではなく、何気ない部分の意識からできたものというところからそのままつけました。