ご無沙汰しちゃってます。

更新していなくても、毎日のぞいて下さる皆様…
必ず「コメント」「いいネ」を下さる皆様…
「本当にありがとうございます!」


先月に入り…
また、ガクッと体調が悪くなりました。
緩和ケアへ入るかどうか検討しましたが…



ハイテクオマルを買ったの。
用を足したあと、ボタンを押すと、ビニールの塊のようになって、そのままポイできるの。
なるべく、最期まで、やっぱり、家がいいわね。


今年は…
年明け早々から、どんどん体調が悪くなりました。
左目の視力を失い…
右足の浮腫と麻痺は、どんどん悪くなり…
同時に、激しい痛みで、動けない時間ばかりが増えています。

でも…
今年は、たくさんの人達に支えられた一年でした。

naohanaさんのコメントのように…
「左目がダメなら右目が、右足がダメなら左足が助けてくれる」
そう思って、工夫しながら、家事をがんばり…
孫の洋服作りを楽しみ…

でも…
もう、何もできなくなってしまいました。

癌は、本当にイヤな病気です。
でも、やはり、何もできなくなった事を嘆くより…
「体が動くうちに、自分なりの使命をはたせてよかった」と、思うようにしています。

癌がわかってからの日々は、充実していたし…
子供たちの独立も早まりました。

そして…
「死」と向き合う日々は、自分と向き合う日々。

私の現状を見て…
「末癌さん」「 もうすぐ死にそうな人」などと、憐れむ人もいますが…
そうした人達の中には「死」は、必ず訪れるものという自覚がないんでしょうね。

けれど…
「死」を前に、チャラけたり、自分をごまかしたりできません。


以前、リジューのテレーズの書物を読んだ時…
(テレーズは著名な聖人で結核で、24才で亡くなりました)
自分の死が近い事を知ったテレーズは、
「もうすぐ神様に会えると思うと嬉しい」と。
その時は、テレーズの事を「頭がオカシイ…?」と思いましたが…
今の私は、同じ気持ちです。

つらい日々だけど…
ヨブのごとく…
また、イエスの十字架の道行きにならい…
テレーズのように、従順で謙虚でありたい。

「死」こそは「本当の誕生日」
けれど…
道のりは、遠く厳しい。



裕子、