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m(__)m



息子の障害、私の難病や癌、
それらがわかると…
以前は、時折、宗教の勧誘を受ける事があった。

見知らぬ人や、始めから宗教の勧誘とわかれば、断りやすいが…
知り合いだったりすると、気を使う。
やんわり断ったのでは通じないし、
あまりピシャリと断ると角が立つ。

最近は…
カトリック教徒として、洗礼も受けている事を告げると、話がはやい。

しかし…
何かの話の流れの中で、カトリック教徒である事を告げると…
(カトリックは、キリストの12人の使徒の一人、ぺテロを初代ローマ教皇とする老舗です)
怪しげなカルトに属している人かと、私に対して、ひけている気配を感じる時もあって、
「日本の中で、クリスチャンはマイナーだナ」
と、改めて感じる。

以前にも、ブログの中で書いた事があるが…
私は「宗教とは、そのくくりがなければ、悪事を働いてしまうような人や、死を前にした人とその家族にとって、大きな威力を発揮するものだ」と思っている。

まだ若く、健康な人にとって、
やるべき事、考えるべき事、その時にしか楽しめない事などが、たくさんある。
死後の世界について、思いを馳せている時間はない。

時を逃してはいけない。

もちろん、若くして、不治の病と闘っている人もいるし…
生後間もなく召される命もある。

「早世する人は、神に愛されている人」
以前は、その言葉を、早世する人のやりきれない気持ちを慰めるための言葉と思っていたが…
あながち、そうとばかりも言えない気がする。
生後間もなく召された命であっても、その両親や家族に、大きなギフトを残して逝く。
大きな使命を果たして、世の罪に紛れる事なく帰天する命は、やはり、特別に、愛されているのだろう。


さて…

苦しみや悩みの中もがいている人に…
そっと、寄り添うようにやって来て「勧誘する宗教」
古くからある、仏教やキリスト教から抜き出した「真理」を、もっともらしく述べるので、騙されてしまう人も多い。カルトかどうか、みわけるコツは、なんだろう?

まず、まつられているのが「神」でなく、特定の「人」であるものは、ほぼカルトだ。

その特定の人を崇め、お金も集まるようになっていれば、かなり怪しい。

そもそも悪魔(サターン)というのは、もともと天使だ。神に仕えるはずの天使が、傲慢の罪を犯し、神と同等に崇められようとしたのが悪魔だ。

「神」ではなく「悪魔」がまつられているのが、カルトだ。

もっともらしい「真理」を説きながら、迷える善人達の「金」「労力」などをむしりとって行くカルト。

では…
騙される方に罪はないのだろうか?

私は、罪があると思っている。
なぜなら、私達には、考え、判断する自由がある。

「悪魔」というのは、どこにでもいて、
優しく、心地よい言葉で、各々の心の中にある「傲慢」「物欲」「嫉妬」「怒り」などの「罪」をあおりたてて行く。

普段から…
物事の真理に基づいて考える事をせず、
「学歴」「権力」「財力」
そうした表面的なものばかりで人を判断したり…
己を省みず、不相応な「尊敬」「お金」「物」を得ようと望むから、騙されるのである。

そして、サタンの手先となって、
新たな犠牲者を勧誘して行く。

それは…
一見、たいした「罪」でないようでいて…
大きな「罪」である。






裕子