昨日の「思い出箱」の続き…


《×男が小学校低学年頃の絵》



大好きな恐竜の絵の横に、
大きさがメモしてある。




大好きな昆虫の羽化までの様子のメモ




月の満ち欠け




世界地図




ドングリの種類について…


マ~次々と、
いろいろな事に興味を持って、
極めて行く子だった。

そんな事ばっかり、調べているから…
学校の勉強は、からっきし…

でも…
おバカ母ちゃんは、楽しかった。

恐竜、昆虫、鉄道、科学…
それまで、毛嫌いしてきたものも…
×男と共に、好きになり、
世界が、広がって行くような気がした。


が…

やがて…
高校生になった×男は、言った。

「オレは、△男と同じような自閉傾向があると思う。ずっと悩んできた。高校生になって…環境が変われば、新しい自分になれるかと…努力したケド…ダメだった。母ちゃんは、△男と比べるから…オレをまともだと勘違いしてきただけで…オレの苦しみは…母ちゃんには、わからないよ!」


確かに…

「自閉症」といっても…
さまざまで…

知的能力に、遅れがない人ほど、
本人の悩みは、大きいと思う。


そして…

「病気」や「障害」を持つと…
「ものの考え方」や「性格」まで、
ひとくくりにされちゃう。

んナわけないじゃない!

人間性に優れた〇〇患者もいれば…
凶暴な〇〇患者だって、います。


さて…

×男に、そう言われて…

とっさに、私の口から出た言葉は…
「それが…何かいけない事?」

長い時間を…
△男と共に生きてきて…

大変な事は多かったけど…
「自閉症」が、いけない事とは思えなかった。

その後、
×男に伝えたのは…

たとえ「自閉傾向」があるとしても…
それは…
「興味を持った事を極めて行く」
という、君の長所なんじゃない?

そして…
君は…
「障害」なんだから仕方ないって、
「障害」というものに甘えたりせず、
自分を変えて行こうと努力している。
努力して行けば、道のりは厳しくても…
きっと、何か得るものがあるよ。


×男のその後の道のりは…

ずっと厳しい!(笑)

宅浪2年で…
深い挫折を味わい。

今は…
大学の寮で一人暮らし。

貧乏我が家からの仕送りはないので…
全て、奨学金でやりくりしている。

学食すらも「高いから」って、
頑張って自炊している。

×男の通う大学は…
×男が目指した最高峰では、なかったものの…
ノーベル賞受賞者も輩出していて…

特に、
工学部生は、勉強、大変そうだ。

でもネ~
国立大生は…
みんなの税金で、
勉強させてもらっているんだから…
しっかりネ!



「アスペルガー」
って「言葉」は…
最近、よく使われる。

一人一人、悩みは、深いと思う。

でも…
完璧な人なんて…
どこにもいない!

「障害」というものを「隠れ蓑」にして、
自分を、甘やかして欲しくない!

でも…

その「障害」は、何かいけない事?
その「障害」も含めて…自分を大切にして!
その「障害」を含めた自分を、愛してあげて!








裕子