私は小鳥…
羽を切られた小鳥…
ピヨピヨ

私は羊…
足を折られた羊…
メェ~


「クッソ!コノヤロ!なんで進まないんだ!」
って、心の中で暴言を吐きながらも…
見かけは…
ペンギンのように愛らしく???
ヒョコヒョコ、杖を頼りに、頑張っています。



昨日で、無事「放射線治療」が終わりました。
明日から、新しい「抗がん剤治療」を始めます。

4月から、先生も新しくなって…
不安だらけ…

でも仕方がない。
また一歩一歩…



歩きにくいとは言っても…
一ヶ月前までは、なんとか用事をこなせていたのに…

ホント…
急に悪くなって…

今は…
通院も…
自宅マンション隣のドラッグストアーに行くのも…
やっと…


通院、買い物、料理、掃除…
全て夫に支えられています。

相変わらす口の悪い夫だけど…
「土の上を歩いた方がいい」
と、近くの里山へ、リハビリに連れ出してくれて…
マッサージをしてくれて…

△男は…
いつも、楽しくて、優しい!
世間では「障害者」と呼ばれているけど…
私にとっては…
もったいないような息子です。



「痛い!」「歩けない!」
どうせ、もう治んないし…
次々、楽しみや自由は失われて…
「もう死にたい…」
そんなふうに、落ち込む日が、正直あります。

でも…
そんな時…
やっぱり家族が支え…
私が一日でも長生きする事を、望んでいてくれるから…
私は頑張る!



そして…
どん底まで落ちると…
心の中に神様の声が聞こえてくる。

「いつでも感謝しなさい!今、手の中にあるものに感謝しなさい!」

そうだよね…


3年前の入院生活を思い出せば…
一ヶ月…
「メシ抜き」「風呂なし」
体じゅう管だらけでトイレも自由に行かれなかったモン…

ヒョコヒョコでも…
自力で移動できて…
何より心配していた「排泄機能」も保たれているし…



「未来」って何気なく口にするけど…

今日を…
今を…
大切に過ごして行く事が、私の「未来」

だから…
「末期癌」の私にも…
「未来」も…
「希望」も…
ちゃんと手の中にある。





最後の「放射線治療」を終えて病院の玄関を出ると…
新緑が萌えるよう!
「希望」を胸に…

また一歩一歩!




裕子