3.11

祈りを捧げながら、いろいろと思う。


「ままへ いきているといいね おげんきですか」

日本中が涙した昆愛海ちゃんのその後が、今朝の新聞に載っていた。

立派に大きくなったナ~

「命」は確かに、繋がっているんだね。


あの日、横浜も揺れた。

微熱で寝込んでいた私は、飛び起きたものの、何もできなかった。

愛犬コップを抱いて、家の中の安全な場所で揺れがおさまるのを待った。


瞬時に頭の中で、家族全員の居場所特定する。

帰宅途中の次男の携帯を鳴らすが、案の定つながらない。

何とかメールがつながった。


その時点で、電気、水道は止まってしまっていた。

帰宅した家族全員で、マンション3階まで、水を運ぶ。

ガスが使えたので、土鍋で炊き込みごはんを炊いて、蝋燭のもとで、夕飯を食べた。

晩ごはんを、家族で囲める嬉しさをかみしめた。


あの日、日本中の人が思ったはずだ。

「当たり前の日々は、当たり前じゃないんだ」


日常に覆い隠されているけれど…

「生きる」という事は、すべての人にとって「死」と隣り合わせだ。

それを知る事は…

暗い事でも、不吉な事でも、後ろ向きな事でもない。


あの日から、しばらくの間…

みんな、被災地の人達を想い…

「命」というものを、それぞれの懐に抱き直したはずだ。


あれから5年…


多くの人が、そんな想いは、日常にまぎれてしまってる。


もちろん、私もその一人


でも…

違った意味で、日々「命」と向き合っている。


正直な気持ちを書けば…

今の私は…

一瞬で「命」を奪われる事を羨ましいとさえ思ってしまう。


「痛み」にたえ「治療」を続けた先に治るという希望はないのだから…


けれど…

3.11にあらためて思う。


私の体は、必死に生きようと頑張っている。

私の「命」は、まだ、ここにある。



一人一人の「命」に感謝





Raphaela Maria 裕子星空