ほぼ毎日、愛犬コップと散歩に出る。

我が家は、山の中腹を造成してできた住宅地にある。
山に囲まれ…四季折々の花を愛で…小鳥のさえずりに癒され…
が…
自然の調和を、井戸端会議の喧騒が乱す。

以前は、その輪の加わっていたが…
今は、なるべく避けて通る。

足が痛いから、長時間立っているのは辛くて…

昨日は、
うまくかわしたつもりが…
いきなり後ろから、襲撃された。

顔なじみのおばあちゃん。

「TV観たわよ」

微妙な、訛りのあるおしゃべりは止まらない。

「だっけど、あ~た、末期癌て…
なんで入院しないの…?
髪なんか、私よりあるし…
痩せてないし…」

コップとの、穏やかなひとときは、暴力的に中断され…
私は心の中で叫ぶ。
「癌患者は、暗~く、辛そうにしてなくちゃいけないの?」

優しい励ましの気持ちで…
「癌だなんて見えない位、元気そうに見えるよ!」って、言われると、とっても嬉しいケド…

興味本位や弱い者いじめの「言葉」は、暴力だ。

適当にやり過ごし、散歩を続けたが…
テンションは下がったまま…

普段は、すぐ立ち直るんだケド…
「心」も弱っているのよネ~



(T_T)裕子