今、病院…
今日は、潰瘍性大腸炎で受診…

ここは、巨大な総合病院です。

ロビーも…
待ち合い室も…
エレベーターも…
売店も…

ものスゴい人で、ごった返しています。

ボソボソと不安気なささやき声は…
灰色のうねりのよう…

待ちくたびれた、たくさんのため息は…
憂鬱な曇り空のよう…

赤ちゃんの泣き声も聞こえる…

たくさんの…
看護師さん…
医師…
みな、足早に行き交う…

その中をぬうように…
たくさんの車椅子…
手術室へと向かう患者を乗せたストレッチャーなどが、行き交う…

それぞれに振り当てられたナンバーが表示される電光掲示板を、見つめているうちに…

私は…
「裕子」という名前を失って行く…

私は、患者…
ただの患者…
こんなにたくさんいる患者の中の…
ただの患者…

でも…

看護師さん…
先生…

どうぞ…
いつも、忘れないで…

片隅の、どの患者にも…

それぞれに名前があり…
人生の歴史があり…
家族や友人がいる事…

なかなか打ち明けられない…
つらさや不安を抱えている事…

医療関係者の人達の言葉で…
落ち込んだり…
勇気付けられたり…


今日も、よろしくお願いします。



m(__)m裕子