イヤな感じの腰痛を感じたのは…

リンパへの局所再発の手術を終えた一年後あたりだった。


ただ、撮影してもらったレントゲン写真には、何も写っていなかったので、不安を打ち消しながら、そのまま半年過ごした。

しかし、血液検査の腫瘍マーカーが跳ね上がり…すぐ検査…


腸骨転移…転移巣はテニスボールほどもあった。

「もう、だめだ…完治への希望はなくなった…」


乳癌の事については、自分なりに調べていたので「遠隔転移」の持つ意味は、理解していた。


しばらくは…

「何を食べても味がしない」

「相手の話がよく理解できない」

「寝るのがこわい」

「眠れない」

突然に色を失った景色の中で、笑い合う人々が妬ましく、自分だけが、隔離されてしまったような寂しさを感じた。


その後、一ケ月半、毎日、放射線治療へ通い、癌は消えた。


やっと、希望を取り戻した矢先…

潰瘍性大腸炎が再燃…

救急車で運ばれた時には、危ない状態だった。

輸血、透析、一ケ月に及ぶ絶食、

過酷な入院生活だったケド…

この不自由な入院生活が、私に教えてくれたものは大きかった。

あれから…忘れる事なく、毎日思う。

「贅沢なんか言わない!今日は、とりあえず、ごはんが食べられる!水以外の物を口にできる!」

「お風呂にも入れる」

そして、なにより…家族と一緒に過ごせる。

末期癌でも…今日、今、死ぬわけじない!

私でも、まだ、何か…家族や誰かの役に立てる事があるかもしれない…


でも平穏な日々は、長くは続かない。

一年後には、背骨を中心に7箇所も転移…

その中で坐骨神経の出口付近にある腫瘍が悪さを始める。


「癌の痛み」だ…

リリカを処方された。慣れるまで、フワフワ感と眠気に襲われたが、痛みはよくなり、副作用にも慣れていった。


でも平穏な日々は、長くは続かない。(笑)

抗癌剤は増えたのに、癌はじわじわと勢力を広げる。

今年、7、8月には、毎晩のように痛みで目が覚めて…

(夜中に痛むのは、特徴的らしい)


医療用麻薬のオキシコチンとオキノームがプラス

痛みは我慢できる程度になり…杖も手放し、娘の結婚式にも無事、出席できて…


でも平穏な日々は、長くは続かない。(笑)

また、痛いよ~

2週間ほど前から…

潰瘍性大腸炎も、再燃か~?

ア~~もうヤだ!あたしゃもうヤんなった!!


八つ当たりしてヤル~!…誰に…?

ウ~~なんか投げつけてヤル~!

…でも、後で掃除すんのヤだしナ…

このクッションでいいヤ…

エイッ!! 「ポスッ」

さえネ~の…スッキリしな~い!!



裕子┐( ̄ヘ ̄)┌