昨日のブログの中で…
「自閉症児への世間の白い目」
と書いたが…
確かに「蔑みの視線」には、何度も出会ってきた。
その度、若い母親の私は、深く傷つき…憤り…
でも、結局「他人を蔑む気持ち」というのは…
必ず、自分に跳ね返ってくる。
「明日は我が身」
人生、いい時ばっかりないからネ…
また「自閉症」というものを知らない人にとっては、
警戒したり、不快に感じたりするのは、仕方のない事だとも思う。
理解してもらうためには…
まず「名前」を知ってもらう事からだと思う。
「自閉症」と一括りにされるけれど…
健常者と同じように…
一人一人「名前」がある。
一人一人「個性」がある。
「同じ人間がいない」ように「同じ自閉症児もいない」
親ならば、みんな…
生まれたばかりの我が子の幸せを願って「名前」をつける。
だから「ガイジ」なんて、蔑んだ言葉で、一括りにしないで…
「名前」を知ってもらうと「つながり」ができる。
小さな「つながり」から…
「理解」「愛着」「思いやり」が生まれる。
そんな小さな事から…
本当のノーマライゼーションは、始まって行くんだと思う。
裕子