浅葱色の 朝の空


わたしは せかすように

地球という母に聞く


「ねえ 今日は どんな一日?」



青く ぬける 高い空


わたしは 

抱き上げられるのを待つ 子供のように


腕をのばす



空が 茜色に染まる時


寂しさが 胸をしめつける

そうだ 母の待つ 家へ帰ろう



暗闇に すべてが 飲み込まれる時

おそろしくて 身動きすら できない


でも 見上げれば 

たくさんの星たちが 見守っていてくれる



「生」も「死」も

すべては 母の心のままに