前回アンチのことを書きましたが、なぜ特定の人を嫌うのでしょうか?

それはその嫌いな相手の中に自分を見ているからです。えー?

 

例えばすごく優しくて皆に好かれる人がいたとします。

そういう人を嫌いな人は、自分の中の優しくて皆に好かれる部分が嫌いなのです。

どうして嫌いになるのかは色々な要因がありますが、一つの例として、過去に周りの人から「あんたは弱くて頼りにならない」とか「皆に好かれていると思っていい気になるな」などと言われた経験があったりすると、そんな自分でいればまた人から悪く言われると思い怖くなります。

そして自分のそういう部分は人を不快にさせるんだと勘違いしてそういう自分を嫌います。

それを出したくても怖くて出せなくなるんです。

 

そうするとそれと同じ部分を持っている他人に出会った場合、「この人やだー」となります。

その嫌いな人の中に見える自分が嫌いなのです。

また素直に出せる人が羨ましいのです。

人に何と言われようと自分はこうなんだと自信を持っていれば他人の言葉に惑わされることはありませんが、自信がないと怖気づいてしまいます。

 

たまに、最初はお互いすごく嫌いだったのに、色々話をしていくうちにすごく気が合って親友になったとか、結婚しちゃったという人達がいます。

これは相手の中に見えていた自分の嫌いな部分がだんだん”好き”に変わったんです。

互いに共通の部分を持っているのですから気が合うのは当然です。

 

このように好きも嫌いも紙一重なんですね。

もし嫌いな人がいたらこの人のどこが嫌いなのかよく観察してみてくださいね。キョロキョロ

 

*今日の一言

 

【嫌いな人は自分とよく似た人ですよビックリマーク