誰かを”許せない”というのは、あなたが「被害者でいたい」という思いです。
相手を加害者にして「あの人のせいで今自分はこうなんだ」と思いたいんです。
自分は責任を負わず相手にすべて押し付けたい、そして許さないことで相手をコントロールしようとしているんです。
そうやって自分を優位に立たせたいんです。
今までに「親のせいで自分はこうなった」「上司のせいで仕事がうまくいかなくなった」などと思ったことはありませんか?
そもそも加害者と被害者がいなければ許すという行為は必要ありません。
なので勝手に加害者を作り上げ「許せない」と言って「自分が優位に立つ」というメリットを受け取ろうとしているんです。
どうしても許せない人がいるという人は、少し立ち止まって「どうしてこんなに許せないのか?」と自分の心に聞いてみてください。
被害者でいることのメリットが見えてくるかもしれません。
自分ではメリットがあると思っていても、長い人生の中ではデメリットの方が大きいですよ。
*今日の一言
【いつまでも被害者でいるのはやめた方が良いですよ
】
