【夢39】 20代 女性
おじいさんが路上でゴミ箱を殴って壊して逃げた。
そこに真っ赤な着物を着たオネエがそのおじいさんを追いかけていった。
おじいさんは逃げながらオネエに悪態をついている。
とうとうオネエはおじいさんをある建物に追い詰めた。
おじいさんは建物脇の螺旋階段を上って逃げている。
でもオネエに捕まりぶちのめされている。
私はこのおじいさんを何故だか憎くてたまらない。
私はオネエに向かって「やっちゃえ、やっちゃえ」と応援している。
そこに婦人警官と看護師がやってきて止めに入った。
おじいさん達4人は団子状態になって螺旋階段を滑り落ちていった。
〈各シンボルの意味〉
ゴミ箱・・・身辺整理の必要性、コツコツやらないと失敗する
ゴミ・・・不要になった考え、態度、感情、人物
嫌な老人・・・病気や不幸
老人・・・安定と退屈
赤・・・情熱、エネルギー、生命力
オネエ・・・自身の性への葛藤や不安
落ちる・・・不安感の高まり、エネルギーの低下、無意識の世界へ向かう
人が落ちる・・・その人に関する不安、排除したい気持ち
婦人警官・・・強い道徳観、罪悪感
看護師・・・自己の依存性や依頼心、健康の不安
【分析結果】
この方は割と自由奔放で行き当たりばったりの生き方をしているのではないでしょうか。
赤い着物を着たオネエが出てくるということは、この方はエネルギッシュで男性的な方のような気がします。
ゴミ箱を壊したのは、マジメにコツコツやらないと失敗すると分かっていてもなかなかそれができない状態なのでしょう。
また老人は安定を表していて、それが表に出てこようとする(階段を上っている)のを阻止してぶちのめしています。
それを応援している自分がいます。
この方は安定や退屈が嫌で仕方がないのですが、心のどこかでそれを受け入れるべきだと思い始めているのかもしれません。
婦人警官は道徳観や罪悪感を表し、看護師は依頼心や健康の不安などを表します。
その人達が出てくるということは、どこかに今のままでいることに罪悪感があるのでしょう。
皆共に下に落ちていくのは変わりたいけどまた元に戻った状態なのだと思います。
もう少し時間をかければ今の状態を徐々に変えていけるかもしれませんよ。
*今回はこのように分析しましたが、これはたくさんある解釈の中の一つです
*これからも私なりに分析していきますのでお楽しみに!
