クライアントさんのお話を聞いていると親子関係の悩みを持っている方が結構多いです。
親がうるさい、親が暴力を振るう、いちいち口出しして来て面倒などなど、こんな親の元に生まれてきたのが最大の不幸とばかりに不満をぶちまけてくれます。
確かに親も人間なので完璧ではないです。
良い面もあれば悪い面もあります。
でも親の気に入らないところばかり挙げていっても自分に何のメリットもありません。
そんな親に育てられたんだという思いは、むしろ自分を下げてしまいます。
誰でも親の世話になって成長します。
自分が気に入る気に入らないは別として、親が面倒を見てくれなかったら自分はこの世にいないかもしれません。
それなら親の良いところにフォーカスしてみてはいかがでしょうか?
クライアントさんに聞いてみると記憶に残っていないだけで、その嫌いな親が子供のためにしてくれたことはいっぱいあります。
例えば毎日ご飯やお弁当を作ってくれた、病気になった時看病してくれた、遊びに連れて行ってくれた、誕生日にプレゼントをくれたなどなど、
どんな小さなことでも良いので思い出してみてください。
それに気づいて感謝するかしないかで親との関係が変わってきます。
親とうまくいっていないと感じる方は、子供の頃親にしてもらったありがたいことを探してみてくださいね。