以前20代の無職の女性が相談にいらっしゃいました。

彼女は毎日何もせず実家で親御さんと暮らしていました。

相談も特に困りごとがあるわけでも無く「毎日暇だ」というものでした。

 

こういう方は自分で自分の問題に気付いていない状態で、掘り下げていくと結構根が深いことがあります。

この方は何もしないのではなくできないんです。

できなくても親がいるので困らないので気付かないのです。

 

当然急に親がいなくなったら生きていけません。

なのでできるだけ早く対処した方が本人のためなんです。

ではなぜできないのか?

 

それは無意識に埋め込まれている「できない方がメリットがある」という損得勘定や、「やると怒られる」という恐怖などが邪魔して自分らしい人生が歩めないのです。

そうすると親にベッタリくっついて離れないことで生きて行くしかないんです。

 

もしあなたが「何もしたいことがない」とか「どうせできない」と思っていたら、その根っこにあるものを早めに取り除いた方が良いですよ。