グノーシス詩
泥の森に迷う時
涙のクリスタルは美しくはないだろうか
主ヤルダバオトは黄金の獅子にして
人の諸価値を定めたまう
王者の道と賢者の道
象牙と金の玉座 〔カテドラ〕 をローマに定めたもう
聖ナイルの泥の水は
白鷺を遊ばせ
その姿は優雅にして紫のあやめを見る
白鷺の瞳の青にあやめは映え
一面の泥の世界
水に蔽われし此の世のさなかに
レートー・タトの追憶の音色が響く
エジプト琴の月の反射に
世界創造に先立つ死が思い起こされる
主ヤルダバオトの権威をあがめ
ぼくたちは泥に生まれ泥に朽ちる
王者と賢者は称えられてあれ
幾億の涙と屈辱よ忘却されよ
傷みの故の憎しみよ涙と帰れ
ただ灰色の水の反復
泥に重ねる泥の歴史
主ヤルダバオトの象牙と黄金は星界へと去り
われらの耐えし涙と屈辱の故に
ただひとときナイルの泥のなかに
レートー・タトは透明のクリスタルを光らせるでしょう
泥の森に迷う時
失なわれたときは美しく
失なわれた少年たちは甘美であるでしょう
主ヤルダバオトの御稜威のもと
わたしはかく祈りかく歌う
泥の森に迷う時
涙のクリスタルは美しくはないだろうか
主ヤルダバオトは黄金の獅子にして
人の諸価値を定めたまう
王者の道と賢者の道
象牙と金の玉座 〔カテドラ〕 をローマに定めたもう
聖ナイルの泥の水は
白鷺を遊ばせ
その姿は優雅にして紫のあやめを見る
白鷺の瞳の青にあやめは映え
一面の泥の世界
水に蔽われし此の世のさなかに
レートー・タトの追憶の音色が響く
エジプト琴の月の反射に
世界創造に先立つ死が思い起こされる
主ヤルダバオトの権威をあがめ
ぼくたちは泥に生まれ泥に朽ちる
王者と賢者は称えられてあれ
幾億の涙と屈辱よ忘却されよ
傷みの故の憎しみよ涙と帰れ
ただ灰色の水の反復
泥に重ねる泥の歴史
主ヤルダバオトの象牙と黄金は星界へと去り
われらの耐えし涙と屈辱の故に
ただひとときナイルの泥のなかに
レートー・タトは透明のクリスタルを光らせるでしょう
泥の森に迷う時
失なわれたときは美しく
失なわれた少年たちは甘美であるでしょう
主ヤルダバオトの御稜威のもと
わたしはかく祈りかく歌う