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『ホツマツタヱ』が語るところでは、日本の建国の理念は、天の恵みを全ての民に行き渡らせる、全ての人が幸せで豊かに暮らす社会を目指す「トノヲシテ」にある。

この国は天の恵みを真っ直ぐに貫く「ト」の道で治めてきたのだけれども、他人から横取りするような人たちは、自分たちの都合に合わないと、「ト」の道に全く逆行した生き方をするのです。そして、一人こういう人が現れると次々に仲間を語らって、群れをなして「ト」の道を妨げようとするのです。そこで、こうした人たちを召し捕って、糺し、罪をはっきりとさせ、その罪を討つのです。国を治める道を乱す、この乱れ糸を切って綻ばせる道具がこの「ホコ」なのです。天の道を逆さに行く者がその身に受け、綻ぶ道具ゆえ、「天(あめ)のサカホコ(逆鉾)」と言うのです。国が乱れれば、田も荒れて、稲の穂も実らず、貧しくなってしまうのを、こうした罪人を斬って、田を耕せば、稲穂も豊かに実り、民も豊かになるのです。税金も低くして民に還元するようにすれば、それは多くの人々が元気に賑わうようになる、こうした豊かさが「田から」出る。それで「タカラ(宝)」と言うのです。「サカホコ」も人を斬る道具であるとは言っても、こうして国を治め、人を幸せに豊かにするものであるゆえに、宝なのです。天の恵みを民に行き渡らせる「トノヲシテ」と、それを乱
すものがあれば正す「ホコ」とが国を平和に治める2本の柱となったのです。そして、その「トノヲシテ」と「ホコ」を合わせ象ったのが、今神社にある鳥居なのです。鳥居の2本の柱は「トノヲシテ」と「ホコ」——私たちが神社を訪れると何気なく見ているあの鳥居こそ、この国の建国の理念、理想を古代から今に伝えているのです。