9月の暑い日


外の木陰に座っていたら


小さな白い蝶が寄ってきた




その時座っていたベンチに色が付いていたので


ベンチの色に惹かれて飛んできたのかと思った





しばらく


歩いてから



少し離れた


ベンチではないところに座っていたら




また白い蝶が寄ってきた




蝶がたくさん飛んでいるわけでもなく



さっきの場所とも違い




すぐ隣にも



近くにも


人は座っているのに





自分のまわりを


ハタハタと飛んで


靴の上にとまった





その日は


服にも、靴にも


カラフルな色はついていないし




日焼け止めは塗っているけど



蝶が寄って来ることは


いつもはない





近くに人はいるけど


他の人のところに寄っていく様子もない






なんだろう?


と思ったときに


ふと


昨日の夜にしたことを思い出した






夜寝る前に


以前、一緒に暮らしていた



亡くなった


ワンチャンと猫ちゃんを


思い出し




「愛してるよ」




という想いを送ったのだ





蝶は


見えない世界のことを伝えてくる


というけれど



もしかしたら


その子たちからの


答えなのかも





亡くなった


家族にも


想いは伝わる




そんな風に思う



少し不思議な


出来事でした




今日もありがとうございました