今日は聖書のヤコブ書から学びました。
はじめに、ヤコブ1:19を読みました。
人の言葉というのは、出たら戻らない。
悪口や怒りなど、
舌は時として刃にもなり、
人の心を刺してしまうことがあります。
言葉に気をつけましょう。という出だしでした。
そして、2つの知恵についてです。
ヤコブ3:13-18を読みました。
2つの知恵とは、
上からくる知恵、下からくる知恵、です。
下からの知恵は、世の中的、地上的なもので…
お金や、地位や、権威、権力、や
それにより起きるいじめや争いなどのことであり、分裂を招く知恵です。
上からの知恵は、神様からくる知恵です。
ヤコブではこう書かれています。
「しかし上からの知恵は、第一に清く、次に平和、寛容、温順であり、あわれみと良い実とに満ち、かたより見ず、偽りがない。」
ヤコブの手紙 3:17 JA1955
http://bible.com/81/jas.3.17.ja1955
分裂ではなく、平和や一致に向かう知恵です。
この、かたより見ず、というのは別の聖書では
偏見、とあります。
偏見は私達の間によくあります。
教会内でも残念ながら、この偏見の問題が起きるみたいでして、
それくらい、偏見、とは私達がよく抱いてしまう、下からの知恵です…。
上からの知恵である、
「寛容」になることはとても大切です。
カトリック、という言葉は日本語で、「普遍的」という意味であり、
どんな人でも…
いろいろな人…
という意味でもあり、寛容的な存在です。
教会という存在は寛容的であることが大切です。
イエスは、何の地位も資格も何もない、ただの大工さんで、特別な権威、権力はない普通の身分の低い人で謙虚な方でした。
様々な聖人達は、この、
上からの知恵、をもらった人なのだそうです。
権威があるから偉そうに振る舞うのではなく、
平和的に、謙遜であることが大事です。
本当に知恵ある人は、謙遜になることができます。
神父様も、時々周りに
神父様、神父様と呼ばれて、
偉そうになりそうな誘惑にさらされてしまうそうでして、
謙遜の気持ちを忘れないようにして、
気をつけなきゃいけないですね、と
お話しされていました。
そして次に
ヤコブ4:1-3を読みました。
争いは様々な欲望や妬みから起きてしまいます。
聖書では、創世記のカインとアベルの事件のように、
妬みについては気をつけるようによく言っています。
妬みでカインは兄弟であるアベルを殺しました。
私達は人殺しまではしないけど、
人に妬みを持つ時には、
心の中で、その相手を殺してしまっています。
そのように、欲望や妬みは、
人の心の目を、いろいろ見えなくさせる
よくないものです…という話でした。
今日お話しいただいた神父様は、海外での経験もある方で、貧しい地域での赴任経験もあり、
その経験からお話しをしていただけました。
貧しい国もある中で、日本は本当に恵まれています。
普通に公共の交通機関や郵便が働いていて、
不自由なく過ごせます。
その恵みは、当たり前じゃないです。
その恵みを忘れて、欲望や妬みを持ってしまうことに、気をつけましょう、ということでした。
ネパールでは日本円で、
20万円あれば学校が建ってしまうそうです。
フィリピンの教師の給料は4万円で、それで普通に1か月暮らせます。
そんな国がある中で、日本は本当に恵まれています。
それから…
ヤコブ4:3から、祈りについて学びました。
ここでは、祈りについて言っています。
欲望からくる祈りでは、与えられません。
昔ある時、神父様は教会で、
いい祈りとはなんですか?と
聞いたことがあるそうです。
そうしたら、
どんな状態であっても、
幸せを感じていられるよう求めること、と
言われたそうです。
いわゆる、足るを知る、ということですね。
ここでまた、神父様の教師経験から、お話しがありました。
日本の学校で、
自分の好きなとこを3つあげて、と学生に質問すると、
すごーく長い時間かかっても、
書けない人がいます。
そして嫌いなとこをあげて、と質問すると、
すぐに書けてしまう子が、多いのだそうです。
つまりそれだけ、自分の中にある、
恵みに気がつけていないのです。
足りないもの、足りないところに、
目がいきやすくなってしまっています。
その足りなさに目がいくことで、欲望が生まれ、その欲望から、妬みが生まれてしまう…
日本にいるだけでも、すでに恵まれています。
恵みと感謝に目を向けましょう。
というのが、今日のお話しでした。
今日の神父様は外国人の方でした。
外国人の神父様の講座は初めてでした。
外国人の方なだけに、海外経験もあり、
国際的な広い視野と眼差しから、お話しをしていただけました。
日本に生まれている、という、当たり前すぎて気づいていなかった恵みに気づかせてもらいました。
そして、自分が抱いてしまいがちな偏見について、考えなおす機会を与えていただきました。
参加できてよかったです。
ありがとうございました(^人^)