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 鏡    高野喜久雄 未完詩集から
                         「現代詩文庫」所収

 何という かなしいものを
人は 創ったことだろう
その前に立つものは
悉く 己の前に立ち
その前で問うものは
そのまま 問われるものとなる
しかも なお
その奥処へと進み入るため
人は更に 逆にしりぞかねばならぬとは
 
 
 
 
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    鏡  ・・・・・   虚像 と 実像    ^ の形に置いた鏡は見る側に
          不思議な感覚をもたらします。 疑似的に他人から
          観たように左右反対に映しだす自分は自分でない
          ような気分。
                     ひげ剃る際には便利じゃないけれどね。
 
     
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