ホルヘ・フランコ著『パライソ・トラベル』
(2001年。田村さと子訳、2012年8月、河出書房新社)を読んだ。

コロンビアから密入国した恋人。
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こともあろうか煙草のポイ捨てが原因で
警官に追われついにニューヨークで迷子にそして浮浪者に・・・・。
拾われたレストランで回復しつつ恋人Reina (=王女)を探す。
すれ違い・・・・・・・・幾多の人とのめぐり逢い。
やっとのことで一年後にマイアミで巡り合えるのか・・・・
 
町のいたるところで悲劇が待ち伏せしている国、コロンビア。
血と死と、貧しい未来以外、
何も与えてくれない祖国に絶望し、暗の旅行会社の手引きでアメリカに
密入国した若者たちだったが、過酷な旅の果てには、さらに過酷な
現実が待ち受けていた。
パライソは愛する者がそこにいる場所の事であることを識るというストーリ。
時間の流れがいったりきたりする章立てについつい引きこまれてしまった。

この夏、福井でであった南米人の顔を想い出しつつ。
安堵としたたかな主人公二人に死が隣り合わせの不安を
かかえつつ読み終えた。
 
Home is where you make it.   住めば都 なのかも?放浪癖が謂う事か???
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