


ゴヨウマツの根本の苔の間に密生するシダがちゃんと生えそろい見事です。外はこの冬一番の寒波だと言うのに春の先取りの景色だ。
「苔むす」という言葉はその状態が長く続いてきたことを示す。これは善悪両面の取り方があり、「転石苔むさず」は、「腰を落ち着けて長く一つのことを続けないと成果は上がらない」の意味に取るのが普通であるが、ときに「活動を続けている人は古びない」という意味に使われる。英語ではA Rolling Stone gathers No Mossで、イギリスでは前者の意味で使うが、アメリカでは後者の意味に使う。
羊歯
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シダ植物の一綱。シダ植物の大半を占める。植物体の形は種々であるが、葉は大きく、縁または裏に胞子嚢(のう)をつける。ヘゴ・ウラジロ・ワラビ・シノブ・サンショウモなど世界に約九千種。花も種子もなく増殖するため、ヨーロッパでは古くから魔法の草とされ、常緑で茂ることから繁栄と長寿を願う正月の飾り物に使われる。大葉類。羊歯類。[季]新年