引千切(ひちぎり)とは、
 
で作られる和菓子の一つ。その形からあこや餅とも呼ばれることもある。
白餅を丸く伸ばしてくぼみを作り、その端の一カ所に引きちぎったような取っ手らしき形を添える。くぼみには餡を乗せる。宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まりと言われる。
餅は白餅に限らず、よもぎ餅などを用いることもある。餡も粒餡と漉し餡とある。
 
京都雛祭りには欠かせないとされる。 その他にも、各地の祝い事に用いられることがある。
 
 
菱葩餅  これを叶匠寿庵 (かのうしょうじゅあん)の出来立てをはるばる金沢近郊の喫茶クララシューマンで
大勢で食べたことがあります。 この店主は心臓を患ってすでに前世紀には亡くなっていますし、その
お姉さんの画廊喫茶絵の具箱もいまは跡形もなく場所さえ道路になってしまっています。
 
 
契り にも通じますが ひきちぎり は文字通り 千切ってしまうものなのです。
 
  契りきな かたみに袖をしぼりつつ
   末(すゑ)の松山 波越さじとは

          清原元輔(42番) 『後拾遺集』恋四・770
 
 
 
 
菱餅を半分っこで三枚重ねを一気に食べた所為か 朝から胃がモタレマス 当ったり前だぁ
 
緑は若草(母子草から蓬に変化して用いる) 白は純真な雪 桃色は そのまんま花の色合い
 
ひし形は先の、ぎゅうひでごぼうやにんじんを白味噌のあまくしたのと包んだ 菱葩餅 に由来する
 
との説は納得できます。