お正月のしつらえ   を ギャラリー・ノア(白山市)で観てきた
 
 
かりろく  については 詳しくは 上記をクリック 大変詳しい解説に納得・・・。
 
 
会場の映像には載っていませんが かりろく ってこんな感じですよhttp://www.nippon-shinyaku.co.jp/assets/images/herb/arekore/41_50/43/photo01.jpg
イメージ 1  
<訶梨勒の作り方>
「訶梨勒」は訶子を含め、1年の月の数を示す12種類(又は12の倍数、閏年は13種類)の香木やスパイスなどを天貝帳と言う和紙に包んで布袋に納め、美しい紐で吊り下げます。
袋は果実の実りや生命力を表し、五色の組み紐を使う時は「陰陽五行」を、白は「訶梨勒」の花を、四つの結び目は「四季」を表しています。
1、訶子(カシ)
「訶梨勒」に必ず入るのも。
丸い乾実を砕くと酸味のある香りがします。
2.竜脳(リュウノウ)
フタバガキ科のリュウノウジュから採取。清涼感のある半透明の白い粉末又はフレーク。  消炎・鎮静・鎮咳などの効果をもつ。楊貴妃の愛用した香りのひとつ。
3、沈香(ジンコウ)
ジンチョウゲ科の植物の樹脂の多い部分。
様々な条件が重なった時だけ見つかる貴重な香木。
最高級のものを「伽羅」と呼びます。
4、白し(ビャクシ)
ヨロイグサ。セリ科独特の苦い香りが知的な印象。
鎮痛・止血・歯痛に効果をもつ。
5、薫陸(クンロク)
インド産で「白乳香」「乳頭香」とも呼ばれ、良質のものは帯黄ろう色。
石のように見える樹脂で、岩手県産のものは褐色をおび成分が多少異なる。
浮腫に効果をもつ。香料としても使用。
6、かっ香(カッコウ)
パチュリ。フィリピン産のシソ科の多年草であるカワミドリを乾燥させたもの。
特有のしみ通るような香りがあり、気分爽快・風邪に効果あり。
四角い茎もすべて刻んで使用する。
7、甲香(コウコウ)
貝香・流螺(るでん、らでん)とも呼ぶアカニシという巻き貝のふた。
砕いて粉にし、燻香用に用いる。
8、甘松香(カンショウコウ)
ヒマラヤ産のオミナエシ科の甘松の根や茎を乾燥させたもの。
健胃の効果があり、燻香に用いる。
9、大茴香(ダイウイキョウ)
八角・スターアニスとも呼ぶ。東南アジア産のモクレン科の常緑樹の果実。
その形から末広がりを願って加える。
10、丁字(チョウジ)
クローブとも呼ぶ。インドネシア産のフトモモ科の植物のガクを乾燥させたもの。
11、白檀(ビャクダン)
サンダルウッドとも呼ぶ。マレー半島からインドに分布する常緑樹。
木そのものに芳香がある。
12、安息香(アンソクコウ)
ベンゾインとも呼ぶ。エゴノキ科の安息樹の幹を傷つけて採取する樹脂。
閏年は下記を加える
13、茴香(ウイキョウ)
フェンネルとも呼ぶ。ヨーロッパ地中海原産のセリ科の植物で全草が特徴ある芳香を放つ。
 
 
 
シクンシ   四君子 とおなじ 和名の読みになるが、似て非なることがわかるこの植物は、人々に大きな恵みをもたらすありがたい木」という意味で、このような名前がつけられたのだと思われます。
 
この植物の成熟果実は、「使君子」と呼ばれ、古くから薬用に使われてきた。特に、回虫や、蟯虫に対する駆虫薬として有名である。「使君子」には、「キスカル酸」(Quisqualic acid)と呼ばれる成分が含まれている。キスカル酸は、アミノ酸の1種で、使君子の駆虫作用の有効成分である。この成分は、使君子から初めて発見された成分である。このため原植物のシクンシの学名(属名)" Quisqualis"に基づいて、"Quisqualic acid"と命名された。
この植物の和名「シクンシ」は、生薬名の「使君子」に由来する。「使君子」の「使君」とは、「四方の国にさしつかわされる天子の使者」のことである。このことから、「使君子」は、「天子からつかわされた使者のような薬」、すなわち「天子が民の無病息災を願って賜った貴重な薬」と考えられ、このような名前がつけられたのだと思う。なお、「使君子」は、この植物の中国名にもなっている。このことから、和名「シクンシ」は、この植物の中国名に由来するとも考えられる。いずれにしても「この植物は、人々に大きな恵みをもたらすありがたい木」という意味で、このような名前がつけられたのだと思う。
「シクンシ」は、インド南部、ミャンマー~マレー半島、ニューギニア地域原産の常緑木本性つる植物である。この植物の学名(種小名)"indica"は、「インドの」という意味である。また、この植物は、英名で、"Rangoon creeper"と呼ばれている。「ミャンマー(ビルマ)の旧首都ラングーン(ヤンゴン)のつる植物」という意味である。このような名前からも、「シクンシ」は、インドやミャンマーが原産地であることがうかがえる。
「シクンシ」は、つる植物ではあるが、はじめは低木状で、後に、つる状となる。つるは丈夫で、8m以上に伸びることもある。また、他の植物によくからみつく。熱帯アジアに広く分布し、中国では、西南部の四川、広西、広東省などで栽培されている。日当たりのよい山の斜面や低木の茂み、水辺などに生える。花が美しく、熱帯では庭の花木としてよく植えられている。また、果実が駆虫剤や整腸剤など薬用として用いられるため、古くから各地で植えられている。日本でも、石垣島や西表島で植えられている。幹の下部は直立し、上方はつる状になる。葉は対生または部分的に互生し、葉柄は長さ1~2cmで、葉身は紙質でうすく、長さ7~14cmの楕円形である。葉柄の下部に関節があり、葉が落ちると残った葉柄の一部は刺状の突起となって残る。短い穂状の花序に多数の花がつく。花にはモモの果実のような芳香がある。花の大きさは径2~4cmで、花弁は5枚である。花には、一見、花柄のようにみえる長さ4~7cmの細長い管状の萼筒がある。このため、花が下向きに垂れる。花の色は、開きはじめは白色で、その後、ピンク~紅色に変化し、咲き分けているように見える。
 
学名(属名)"Quisqualis"は、ラテン語"quis"(誰;who)と、"qualis"(何;what)に由来する。この植物の花の色が、開花中に変化していくことに対する素朴な驚きにちなむといわれている。また、ラテン語"quisqualis"は、「どんなものか」という意味があり、この植物の同定の難しさから、このような名がつけられたという説もある。果実は、長さ2~3cmの紡錘形で、縦の稜が5本ある。熟すと、やや木化して暗褐色になる。果実の中には、種子が1個含まれている。「シクンシ」の成熟果実は、上述のように、生薬「使君子」と呼ばれ、薬用に使われる。秋に、果実を採取し、日干し乾燥して、これを用いる。果実には、駆虫作用のほか、腹の中のしこりを消す作用がある。このため、駆虫剤のほか、整腸剤や健胃薬として、消化不良や、腹痛などに使われる。シクンシ属植物(Quisqualis L.)は、16種が、アジア~アフリカの熱帯地域に分布している。薬用や観賞用として栽培されているのは、「シクンシ」1種だけである。
シクンシ科植物(Combretaceae)では、「シクンシ」のほか、「モモタマナ」が有名である。モモタマナ"Terminalia catappa L."の果実は、"Indian almond"(インドのアーモンド)とか、"Sea almond "(海のアーモンド)と呼ばれ食用にされる。硬い核の中に脂肪分に富んだ緑色の胚があり、アーモンドの風味がある。これを炒って食べる。果実に含まれている脂肪は、「カタッパ油」と呼ばれ、果実中に50~60%含まれている。モモタマナは、マレー半島原産といわれているが、熱帯各地に広く分布している。日本の沖縄や小笠原諸島にも自生している。材は、硬く、建築用材や家具に使われる。果実や樹皮には、タンニンが多く含まれており、染料の原料に用いられる。
(「プランタ」研成社発行より)
 
 
蛇足として・・・・
 
  この シクンシ が元祖なのが いつしか たくさんブレンドしたものを入れる
  ようになった見たいですね。 薬屋さんの商売熱心か! 天使のはからいか??
 
 毒をもって毒を制す    副作用にもよ~おく気をつけましょう! ネッ!?