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聖霊病院聖堂(せいれいびょういんせいどう)
【所在地】金沢市長町(ながまち)1丁目5番30号
【金沢市指定文化財】平成18年7月11日指定
 大正末期から昭和初期に日本に滞在したスイス人建築家マックス・ヒンデルの設計による教会堂建築で、
竣工は、昭和6年(1931)です。
 木造平屋建で、外観は高さを低くおさえるために二層に分け、白く塗られた下見板貼りのロマネスク様式を基調としたデザインでまとめ、隅柱や窓枠はこげ茶色に塗ってめりはりを付けています。側面窓は円形アーチの滑り出し窓、高窓には円形窓をはめ、ともにステンドグラスを入れています。

 建物全体のアクセントとなる鐘楼は、角塔を基部として尖塔型の屋根を架け、その先端には十字架を頂いています。
 内部は、中央に広い身廊、左右に側廊を配した三廊式バシリカの平面形式を採用し、西洋的な様式を踏襲しながらも柱身を金沢の伝統工芸、黒漆塗りで仕上げています。
 西洋と日本の感性が調和したユニークな建築物として貴重な文化財となっています。
 
金沢聖霊修道院併設

聖霊奉侍布教修道女会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
聖霊奉侍布教修道女会(せいれいほうじふきょうしゅうどうじょかい)は、1889年12月8日アーノルド・ヤンセンによってオランダのシュタイルという町で創立されたカトリック教会修道会である。
アーノルド・ヤンセンは後に列聖され、創立協力者であるヘレナ・シュトレンベルク(マザー・マリア)とヘンドリナ・シュテンマンス(マザー・ヨゼファ)も後に列福されている。

聖霊病院の中庭は鐘の音・ミサ中のシスターたちの歌声のほかはいつも静寂です。
稀に幼児の泣声が漏れ聞こえることはありますが、めったになく箒木掃除の掃く音が御聖堂にいると遠く近くに聴こえます。長町界隈にあって街中の聖地です。
祭壇脇の向こうは香べや手前は司祭の着替える前室。左右にヨゼフ像とマリア像が御堂内は畳とバンクの長椅子背後に告解室やオルガンそしてピエタが置かれています。季節のうつろいが窓辺の景色から折々に伝わって爽やかな朝です。
 
バシリカbasilica)は、
建築の平面形式のひとつで、中央の身廊の2辺ないしはそれ以上の辺を、側廊によって取り囲むものをいう。身廊と側廊は列柱によって分けられる。バジリカ式、長堂式ともいう。