トルテとタルト - 起源と語源・語史、異同
古代ローマ時代(ラテン語)は丸い皿状の菓子をトールタ tōrtaと呼んでいたが、これはトルクウェーレ torquēre 「捩る、丸める」という動詞から派生したものである。ラテン系の言語にそのまま引き継がれたが、古フランス語では torte から tarte に変化し、これは「タルタル tartar, tartarum」の影響を受けた(引っ張られた、民間語源)とされる。それが中世英語に入り、英語タート tart は1440年頃が初文献である。また、スペイン語ではトルタ torta がケーキを含む厚焼き料理全般を指し、指小辞 -illa を付してスペインの卵料理トルティージャ・デ・パタータスや中南米の薄焼きパンのトルティーヤの語源となっている。
古代ローマ時代(ラテン語)は丸い皿状の菓子をトールタ tōrtaと呼んでいたが、これはトルクウェーレ torquēre 「捩る、丸める」という動詞から派生したものである。ラテン系の言語にそのまま引き継がれたが、古フランス語では torte から tarte に変化し、これは「タルタル tartar, tartarum」の影響を受けた(引っ張られた、民間語源)とされる。それが中世英語に入り、英語タート tart は1440年頃が初文献である。また、スペイン語ではトルタ torta がケーキを含む厚焼き料理全般を指し、指小辞 -illa を付してスペインの卵料理トルティージャ・デ・パタータスや中南米の薄焼きパンのトルティーヤの語源となっている。