


『論語』里仁篇に「子曰、德不孤、必有鄰。」(子曰く、徳は孤ならず、必ず鄰あり。)とある。立派な心がけの人が一人ぽっちということはない、かならず仲間がいるとのこと。宋の朱熹(しゅき:1130~1200)の『論語集注(ろんごしっちゅう)』に「鄰、猶親也。德不孤立、必以類應。故有德者、必有其類從之、如居之有鄰也。」(鄰、なお親のごときなり。徳は孤り立たず、必ず以って類応す。故に有徳者、必ずその類ありて之に従う、居の隣にある如くなり。)とある。「鄰」は「隣」と同字。隣は、親しいこと。徳は孤立するものではなく、必ず共鳴するものだ。だから有徳者には、必ずおなじ志をもつ仲間が現れる。人には隣人があるようなものである。
時はまさに四旬節です。谷川の水を求めて喘ぐ鹿のように♪ 荒れ野をさまようキリスト・イエスを
そこに招いたのは神の意思 それを支えた天使がいた。 この二つが心に残る今週のチプリアノ神父
のご説教でした。
「 谷川の水を求めて あえぎさまよう鹿のように 神よ私はあなたを慕う。」詩篇42-1