
だから、ミカンを食べましょう♪ なあんて余計なことでした・・・・。
検閲って嫌な言葉です。 自由が奪われたかのようで。 現在どこかのだれかが
悪政のもとで被害を被っている。よく知らされていないだけなのかも・・・・。ああ怖っ!
けんえつ【検閲】
出版物・言論などの内容を発表の前に国家権力で検査して許可・不許可を決定すること
事前検閲,あるいは発表されたものの内容についてこれを禁止したり,変更をもとめたり
すること。
主として特定の行政機関があたる。日本国憲法は第21条2項で,「検閲は,これをしてはならない。
通信の秘密(ひみつ)は,これを侵してはならない。」と規定し,検閲を禁じているのだ。やれやれ。
かつて検閲というものがあったそうな。戦後まもないあの童謡にも・・・
“みかんの花咲く丘”
海沼 實 は長野県の松代出身で、児童合唱団「音羽ゆりかご会」の創設者として
知られています。
『あのこはだあれ』『お猿のかごや』『蛙の笛』『カラスの赤ちゃん』『里の秋』『ばあやたずねて』
『見てござる』『やさしいおかあさま』『夢のお馬車』など数多くの童謡を作曲していますが、
代表作をあえて1つ挙げるとすると、『みかんの花咲く丘』になるでしょう。
歌詞の 加藤 省吾は静岡県富士宮の出身で、作詞家を目指していました。『かわいい魚屋さん』という
童謡のヒット曲がありましたが、その後はめぼしい作品がなく、生活のために雑誌記者をしていた
のです。
急遽できあがった経緯ははぶきますが、ともあれ曲は完成し 川田 正子さんがラジオ向けに歌います。
ただ、その前にNHK内にあったGHQ(占領軍総司令部)検閲部の検閲を受けなければならなかった
のです。
童謡ですから、内容には当然問題なく、検閲はパスしました。
皆様の記憶にはある時期に歌詞の一部「母さんが」が〖ねえさんが〗に変化していたのはお気づき
でしょうか? そう言えばそうかも・・・・。ラジオから流れる歌は幼心にもしっかり覚えています。
意味などかんけいなく、ことばは音として。意味がないとは言えませんが当時あまり意識せずという
具合ではありましたね。
これはおそらく検閲ではなく 戦災孤児のことを配慮してそのように替え歌にされていたそうな。
余計な御世話ではなく、ささやかな心づかいだったのでしょう。
で、この曲の題名については以下の秘話がある。海沼 實と加藤 省吾が題名を決めようとする際、
「静岡」から真っ先にイメージしたタイトルは「みかんの歌」であった。しかし時期的にも
「リンゴの唄」
(並木路子・霧島昇)が大ヒットしており、二人にとって旧知のサトウ・ハチローから「二番煎じ」
と嫌味を言われないよう「リンゴが“実”ならみかんは“花”でいこう」と、タイトルを「みかん咲く
丘」→「みかんの花咲く丘」と試行錯誤した様子について、加藤自身が著書で語っている。
加藤省吾と海沼實の2人によって作られた童謡として、「すずらんの花咲く丘」という曲もある。
コンビによる作品ですから、勿論、姉妹曲とも言えるものです。「みかんの花咲く丘」と「月見草の
花」、「花かげ」と「すずらんの花咲く丘」は歌詞のイメージがとても似ています。
前者は昼と夜こそ違え、丘に独り佇んで海や島やお船を見つめ、昔を偲んでいる光景で、後者は
お嫁に行く姉さんを寂しく見送る歌です。お互いに影響を与え合っているのでしょう。