



(コバノイシカグマ科ともいわれる)
・学名 Pteridium aquilinum var. latiusculum
Pteridium : ワラビ属
aquilinum : 鷺のような,湾曲した おは
latiusculum : かなり広い
Pteridium(プテリディアム)は、ギリシャ語の
「pteron(翼)」が語源。羽状複葉の形から。
・シダ植物。
・春、くるくる巻いた若い芽を出す。これが食用になる。
この芽吹いたばかりの芽を「早蕨」と呼びます。
春の代表的な山菜。根や茎はでんぷんの原料になる。
デンプンを「ワラビ粉」として利用します。
・名前は「藁火(わらひ)」の意で、
その色が焼いた藁に似ていることから。
また、「わら(茎)」「み(実)」の”わらみ”が
変化したもので、食べられる茎、の意から、との説もある。
茎は地下を横に這い、よく伸びる。葉は冬には枯れ、春に新芽が出る。
成長すると0.5~1m くらいの背丈になる。葉は羽状複葉で、
小葉にはつやがなく、全体に黄緑色で、やや硬い。
森林内に出ることは少なく、火事、植林地などの攪乱されて生じた日当
たりの良い場所に出現する。山腹の畑地周辺などにもよく出て、大きな集団を作る。
採取する時は手で根元付近から折り取る。きれいに折れない硬いものは
食用に向かない。
ワラビは山菜の中でも灰汁が強く、食べる為には灰汁抜きが必要である。
ワラビの上から重曹や木灰をふりかけ、沸騰した熱湯をその上からかけ
一晩置く。翌日きれいな水で洗いアクを流し、調理する。おひたしや漬物、
味噌汁の実などとして食べる。
牛や馬、羊などの家畜はワラビを摂取すると中毒症状を示し、また人間
でもアク抜きをせずに食べると中毒を起こす(ワラビ中毒)。毒成分は
プタキロサイドで発癌物質でもある。また、調理したものであっても大量
に食べると体じゅうが大量出血症状になり、骨髄がしだいに破壊され死
にいたる。しかし、ワラビ中毒がきのこ中毒のように問題にならないことか
ら判るように、副食として食べている程度ならば害はない。またアク抜き
処理をすればプタキロサイドはほとんど分解する。ワラビでがんを発病するためには、
1度にトラック1杯分のワラビを摂取しなければならない。
蕨は、身近にあったものだからでしょうか、
文様として、いろいろなものに使われています。
古代には、古墳の装飾や馬具の文様、
また土器や鏡、銅鐸などの文様にも見ることが出来ます。
一説には、渦巻状の文様が水を表し、魔除の効果を持った
とも言われます。
この角ざらの絵付けは実に楽しかった 一枚一枚タコの足みたいな煙のようなニョロニョロを
鉄分の多いどろどろの釉薬で描き。釘で穂先のあたりを引っ掻いてある。わらびに見えたのは
焼きあがってからであり。製作中はほとんど無意識に夢中で描いてたような気がする。
そのわらびのような無造作な線の本数がそれぞれ違うようにしつらえています。