


私の肯定的条件と否定的条件というサルバドール・ダリにあやかって感覚的にいろんな
言葉を対比させていて面白い。解説がないと何のこと?というお遊び感覚だけど味が有る。
国内旅行 海外旅行
想う 考える
恋は想うことで考えることではないが、今はぎゃくてんしてるのでは。
怒涛 細波
姉さん女房 年下女房
日進月歩 旧態依然
神業 人間業
人間が限界を定めた瞬間から、人間業を越えられない。限界は定めるものじゃない、もし
神業を求めるならば。
というような具合で、言葉遊びっぽいけどれっきとしたコンセプチュアルアートなのだ。
もう少し抜書きで紹介しましょう。因みにうちのカミサンは昨日誕生日。金の草鞋?です。
駅弁 機内食
駅弁は文化だが、機内食は文明だ。文明が人を幸せに導くと考えた時代は幻想で、今われわれは
その幻想の中で、まずい機内食を食う人間になって生きている。
自由自在 がんじがらめ
デラックス スタンダード
天空 大地
天災 人災
天助 天罰
天助とか、天罰とかいう言葉が有るように、われわれはどこかで天と繋がっている。
天を意識するかしないかで、生き方に大きい差異がでてきそうだ。
横尾忠則1936年兵庫県生まれ
嫌いな芸術家ではなかったけど、14年も人生の先輩だ。
画風の変遷をたどってみるのもいいけど、本にした作家の思いであうのも何かの縁を感じます。
もうこんな年齢に小生もなったかとふりかえりながら知らないでいたボキャブラリーに気づく
ことを教えてくれた本です。
画像はジョルジュ・ド・ラトゥールが聖歌隊を描いたもの。蝋燭の灯りがなんとも素敵じゃあり
ませんか。横尾さんの絵とは何の因縁もない。本物は横尾さんの作品はみたことあるけどね。